天使:「皐月賞トライアルやけど11頭立て。ちょっと少頭数な気がするけどな。注目はホープフルS2着でクラシックを狙うシンエンペラーvs2戦2勝の3頭の対戦やねんけど、いまのところシンエンペラーより新馬・1勝クラスを連勝したトロヴァトーレの方が1番人気というのは驚きやな。シンエンペラーはG1のホープフルS2着だけやない。その前の2戦は新馬戦・G3京都2歳Sを連勝。3歳馬全体を見ても、クラシック有力候補やからなぁ。トロヴァトーレの勝ちっぷりが良かったいうても、実績としては1勝クラスの葉牡丹賞を勝っただけやもんな」

 

悪魔:「トロヴァトーレは伯母に秋華賞勝ちのディアドラがいて、中山・芝2000mの新馬戦・葉牡丹賞を上がり33秒8、33秒9の『切れ味』で勝ち上がったんが凄いみたいに言われてるよ。鞍上がルメールやし。でも、ちょっと人気しすぎかな」

 

 僕:「確かにトロヴァトーレの葉牡丹賞は、直線、内5,6番手から行き場がなく、外へ外へと進路を取りながら、狭い進路を一気に抜けてからはホント強かった。でも、それは1勝クラスだからできた芸当かもしれない。重賞勝ち、G1・2着のシンエンペラーを上と見る方が普通か。 いずれにしてもシンエンペラー、トロヴァトーレ、2頭ともここでは外せない有力馬であることは事実だが。 相手となるのはダノンエアズロックか。新馬戦・リステッド競走アイビーSを連勝。セリ価格4億9500万円のダノンエアズロック。アイビーS3着がホープフルS覇者のレガレイラからも、シンエンペラーの最強の相手となるのはダノンエアズロックかも。 2戦2勝の3頭目、ファビラススター。確かに中山・芝2000mを1分59秒8の勝ち時計はメンバー中最速だが・・・・・・。ここ出走メンバーのコスモキュランダ2着とは僅かクビ差、4着だったエコロレイズとは0.4秒差。速いタイムの馬場だったことが言えるのでは。ここは外したい。 アナ馬として狙いたいのはシュバルツクーゲルと、アドミラルシップ、シリウスコルト。 シュバルツクーゲルは新馬戦1着、東京スポーツ杯2歳S2着。シンエンペラー以外に重賞で馬券圏内に来た馬なのに、人気は5番人気。買わない手はないだろう。2戦ともに2番手からの競馬。逃げ馬のいないメンバーだけにハナ切りも考えられる。同じく2戦とも2番手のダノンエアズロックがシンエンペラーらを意識すれば、一人旅も十分。展開の利を見込めるかも。 アドミラルシップは前走のゆりかもめ賞こそ1番人気7着と敗れたが、その前はホープフルSを後方から差してレガレイラから0.5秒差の4着。それだけ走れば、十分ここでも勝負できるはず。最終追い切りの評価は悪くない。 シリウスコルトは4戦1,5,1,6着。2勝目はオープンの芙蓉Sで、5着は新潟2歳S、6着はホープフルSで勝ったレガレイラとは0.6秒差。強い相手との対戦数が経験値となれば、馬券圏内突入も不思議ではない存在」

 

天使:「なるほどな。今回は11頭立てで有力馬に人気集中やからトリガミ十分。買い目に工夫が必要かな。ほな、買い目といこか」

 

 僕:「馬単、シンエンペラー軸、⑤⇔⑥⑨、4点×500円、⑤→③500円、③→⑤100円、⑤⇔①⑧、4点×100円。

3連複、シンエンペラー軸、⑤-①③⑥⑧⑨、10点×100円、⑤⑥⑨800円、③⑤⑥100円、③⑤⑨100円。

3連単、⑤⑥⑨ボックス、6点×100円、フォーメーション・⑤⑥⑨-⑤⑥⑨-①③⑤⑥⑧⑨、24点×100円」

 

天使:「トリガミ外しのためのややこしい買い目予想やな。ま、ええか。ほな、それでいこか。ではでは」