天使:「前走、カーバンクルSで3ハロン・33秒1のハイペースで逃げたグレイトゲイナーが内の4番枠から逃げるんやろか。10番枠ビッグシーザー、16番枠シナモンスティックも速いけど、枠順的にはグレイトゲイナーか、な。ビッグシーザー、シナモンスティックがハナ切らずともいい感覚でスタートしたら、そう速いペースにはならへんやろ。先行・好位からでも勝負できるビッグシーザーが、ここは先行争いを避けたら、スプリント戦にしては平均ペースになるかも。注目は先行・好位差し、遅くとも中団ぐらいまでには付けておきたいかな」

 

悪魔:「先行・好位差しやったらトウシンマカオ、ビッグシーザー、シュバルツカイザー、人気馬に目が行ってしまうね。ここ2走、中団からやけど1番枠から好位に付けられそうなバースクライも圏内。いま現在、単勝オッズ一桁台の4頭は外しにくい?」

 

 僕:「トウシンマカオは京阪杯を18頭立て7番手から差し切り勝ち。ま、1番人気は仕方ないだろうね。 その京阪杯を逃げて5着だったビッグシーザー。前走、リステッド競走の淀短距離Sで2番手から抜け出し、勝利。ここも、その作戦か。 シュバルツカイザーは、確かに前走のカーバンクルS(オープン)1着は価値ありそうだけど8番人気での勝利。2着グレイトゲイナーは5番人気、3着アビッグチアは15番人気。人気馬の不調による好走と言えなくもない。ここは人気も、様子見か。 バースクライは1勝クラスから3連勝でオープン入り、前走、シルクロードSは4番人気も中団後ろから伸び切れず9着。馬体重も+8㌔で490㌔、過去最高体重。ちょっと重かったかも。4歳2走目、巻き返しに期待。 現在、単勝8番人気のキミワクイーン。函館スプリントS・重賞勝ち馬。G1・スプリンターズS10着、京阪杯11着で、すっかり株を下げてしまった感じだが、明け5歳、まだまだ見限り年齢ではない。生まれ持った素質は高い馬。 素質の高さからいうと、アナ馬として狙いたいのがバルサムノートと、オタルエバー。 バルサムノートはノーザンファーム産。母エピセアロームはスプリント重賞2勝。バルサムノート自身は芝1600m・1800mを中心に走り、リステッド競走・白百合S1着。前走、初のスプリント・北九州短距離Sを0.2秒差4着。スプリント2走目で新境地を開くか。 オタルエバーは2歳時、新潟2歳S3着。3歳時、ファルコンS3着。4歳暮れ、北陸S1着(3勝クラス)、リステッド競走・ラピスラズリS1着。オープン入りし、5歳初戦・シルクロードSを走るも5番人気16着惨敗。一気に人気落ち、現在12番人気。わずか1走の凡走で見限れない、素質」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①⑧⑩⑪⑭⑮、30点×100円。3連複ボックス、①⑧⑩⑪⑭⑮、20点×100円。3連単、ビッグシーザー・トウシンマカオ2頭軸マルチ⑩⑮-①⑧⑪⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」