天使:「なんか、いままでのフェブラリーSとは違うねんな。違和感が、きつい。いま、人気3頭のオメガギネス4歳、ウィルソンテソーロ5歳、ドゥラエレーデ4歳。4歳、5歳いうのんもあんねんけどまだ、ダートG1勝ちは、なしやねんな。ま、去年のJRAダートG1を連勝したレモンポップ、ダートG1・4勝のウシュバテソーロがドバイ遠征で不在やから、大物に続く馬として人気を託されたんやから違和感もしゃーないか」

 

悪魔:「オメガギネスは5戦3.2.0.0で東海S1番人気で2着やから、将来性も含めて期待。ウィルソンテソーロはチャンピオンズカップは後方から差して2着、東京大賞典は逃げて2着と、いまの充実ぶりが評価。ドゥナエレーデは芝からの転戦でいきなり、チャンピオンズカップ、東京大賞典ともに2番手から3着に粘った。驚きからの変化形の期待。ま、現状人気になって当然やねんけどね。ただ、フェブラリーSはそう簡単に結果が出せるG1でもない気がするんよね。それと、3頭ともマイルが適距離とは言われへんとこがあるしね」

 

 僕:「確かに、オメガギネスは5戦中、マイルはただ1度。リステッド競走の東京・グリーンチャンネルカップ1着だから、実績としてかなり価値は高いけどね。ウィルソンテソーロはマイルは1勝クラス・2勝クラスで連勝、地方重賞かきつばた記念・1500mで1着だから、悪くはないかな。ドゥラエレーデはダート経験は1700mの未勝利戦1着、チャンピオンズカップ・ダート180m・3着、東京大章典・ダート2000m・3着。芝でも1800m以上を走り、ホープフルS1着は芝2000m。マイルが合っているとは、言いづらいかな。さらに展開を考えると、人気3頭に不安が広がる。外枠15番に入ったドンフランキーは1200m・1400mで逃げるスピードを持った馬。今回も厩舎は『先行宣言』。外枠から切れ込めばよりペースは上がる。イグナイター、ミックファイア、地方から参戦する逃げ・先行馬。JRAからもペプチドナイル、行く気になればハナ速い先行馬がいる。人気3頭も先行脚質。ウィルソンテソーロは外枠14番で心配ないが、4番枠ドゥラエレーデ、5番枠オメガギネスは前へ行くとハイペースに巻き込まれ、抑えて行くと内で砂を被る位置に閉じ込められることも。経験の浅い馬には試練の枠だ。 オメガギネス、ウィルソンテソーロは脚質に幅もあり、マイルの距離もこなせそう。ドゥラエレーデは不安の方が多いかな。ここは外し。 相手となるのは差し馬。10番枠タガノビューティー、11番枠キングズソード、12番枠スピーディキック、13番枠レッドリゼル。差しやすい外めの枠に並んだ4頭だ。 タガノビューティーは7歳になるが、6歳になった昨年は交流G1・かしわ記念・ダート1600m・2着、東京・武蔵野S・ダート1600m・2着。より活気を見せる。全7賞中5勝を上げる東京コースで自慢の差し脚を発揮するか。 キングズソードは2走前、JBCクラシックを制覇。前走は東京大賞典5着だが、22年12月から1,1,3,1,1,1,5着。5歳キングズソード、いま馬生の絶頂期かも。 スピーディキックは牝馬の交流重賞に多く出走・活躍も、フェブラリーSは昨年も出走。後方から差してレモンポップの6着。差し展開になれば、十分に突っ込めるか。 レッドルゼルは8歳になるが、フェブラリーSは4年連続。過去3年は4,6,2着。前走、武蔵野Sは7ヵ月半ぶりで3着。8歳といえど、まだまだ衰えはないか。JBCスプリント1着、ドバイゴールデンシャヒーン21・22年連続2着、実績ならここ最高の馬」

 

天使:「どうなるか?わからん面白さもあるな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、⑤⑩⑪⑫⑬⑭、30点×100円。3連複ボックス、⑤⑩⑪⑫⑬⑭、20点×100円。3連単、フォーカス、⑤⑪⑭-⑤⑪⑭-⑤⑩⑪⑫⑬⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」