天使:「重賞で上位実績のあるのはアルテミスS3着のスティールブルーだけや。スティールブルーは新馬戦勝って重賞挑戦。アルテミスS2着やったサフィラは、阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気4着。ま、それから考えても、ここでは十分期待できるんとちゃうか。現在、1番人気なんもしゃーない感じ」

 

悪魔:「2戦目重賞出走で馬券圏内は、将来性も十分期待できそうやね。ただ、うちらの持論、『新馬戦から3走好走して初めて、次のレースの好走が信頼できる』からすると、まだ素直に信用できひんとこはある。流れに上手くハマったということもあるからね。3走連続好走して実力の確かさがわかる、というもの。未勝利戦・アスター賞を連勝したキャットファイトが阪神ジュベナイルフィリーズで4番人気10着やったのも、『好走2戦、3連続でない』ことの壁やったかもしれへん」

 

 僕:「確かに、デビューして実戦をそれほど積んでいない若駒たちにとっては、そういうことはあるね。新馬から2戦好走した馬でも単純に信用してはダメ。かといって、重賞3着は他の馬よりも大いに信頼はできる。まだ不安要素はあるが、信用せざるを得ないということかな。スティールブルーは有力候補。 そして、阪神ジュベナイルフィリーズで10着だったキャットファイトだが、2連勝から4番人気に支持されたが惨敗。アスター賞で2着バスターコールから5馬身差の圧勝で人気になったものだが、その一戦で見限るのもまた早計。実力を見極めるためには、惨敗後の走りを見ることが必要。ここは巻き返しも考える必要アリ。 3戦連続好走で、ある程度実力を信用すべきはテリオスサラと、マスクオールウィン。 テリオスサラは新馬戦3着、未勝利戦1着、赤松賞2着で、3戦連続好走。現在、2勝級の実力は十分持っていると思われる。重賞に出走しても馬券圏内の実力はアリかと。特筆できるのは、赤松賞・0.1秒差でテリオスサラに勝ったステレンボッシュは、G1・阪神ジュベナイルフィリーズでクビ差の2着だったこと。 マスクオールウィンは、新馬戦4着のあと、未勝利戦1着・ダリア賞3着・カンナS2着で黒松賞1着。未勝利戦から3連続好走のあと確実に勝利を飾った。重賞でも好走できる実力は間違いないところだが、芝1200mを中心に走っていることから人気はそれほどではない。血統からもマイルは大丈夫のはずだが。 あと、アナ馬として重賞であと一歩の実績の馬、ラヴスコールと、キャプテンネキだ。 ラヴスコールは新馬戦1着のあと、アルテミスS6着。アルテミスSは4コーナー最後方から、3ハロン33秒8の上がりで差して勝ち馬から1.0秒空けられたが、もう少し行き脚がつけば・・・・・・、差し脚の展開になれば・・・・・・、条件つきで好走可能。 キャプテンネキは新馬戦1着・りんどう賞1着のあと、ファンタジーS0.5秒差の6着。好位から流れ込んだ形だが、ミドルペース、もしくはもう少し速いペースが考えられる今回。上手く立ち回れば、先行馬を差して、後方差し馬を交わせる展開が・・・・・・。短期免許の鞍上・R.ピーヒュレク(凱旋門賞ジョッキー)に期待」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①③⑥⑨⑩⑪、30点×100円。3連複ボックス、①③⑥⑨⑩⑪、20点×100円。3連単、⑥⑨2頭軸マルチ、⑥⑨-①③⑩⑪、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」