天使:「スプリントとマイルの狭間の芝1400mのG2。年末いうこともあるんか?ええメンバーが揃うレースや。今年もスプリンターズSを制したママコチャをはじめ、2番人気7着やったアグリ、阪神カップは21年1着・22年2着のグレナディアガーズを人気の中心に、17頭の精鋭が集まった。ママコチャは鹿毛やけど白毛のソダシの全妹いうんで、付加価値的な人気があったけど、スプリンターズSを勝って本物の人気馬になったな」

 

悪魔:「ママコチャはデビューからずっと芝1400m・芝1600mを走ってた馬やから、スプリント専門やないもんね。アグリもスプリンターズSで2番人気になった馬やけど、芝1400mは4戦3.0.1.0、重賞の阪急杯勝ちもある。距離は、ひょっとしたら1400mが最適かもね。グレナディアガーズは2歳の時、朝日杯フューチュリティSを勝ったころが一番強かったみたい。でも阪神カップは3歳1着、4歳2着、強さを見せるレース。まだ5歳、衰えはないと思うわ。実力ある伏兵も多いけど、やっぱりこの3頭が中心かなぁ」

 

 僕:「先行・好位から進めるママコチャ。すぐ隣枠がママコチャだから徹底マークに入るか?アグリ。ここ2走はほぼ最後方から、わが道を行くグレナディアガーズ。三者三様になるかもしれないが、ここは3頭とも価値を意識して・・・・・・一番前で戦いそうなママコチャに合わせて来るのでは。4コーナー射程圏、直線即先頭に出そうなママコチャめがけてアグリ、グレナディアガーズの強烈差し。その間隙を突けるのはウインマーベルか。 ウインマーベルは先行力ある馬だったが、3歳、去年のスプリンターズSで中団から『切れ味』を見せて、ジャンダルムのクビ差2着。芝1400mは京王杯スプリングカップ2着、前走・スワンS5着、他にリステッド競走・橘S1着・タイム1分19秒3があり、不適格距離ではない。 あと、アナ馬には差し馬であるグレイイングリーン、エイシンスポッター。 グレイイングリーン5歳は、4歳1月オープンに上がってから13戦中リステッド競走11戦。勝ち星ないがレース経験を積んで来た。唯二の重賞出走は阪急杯・阪神・芝1400mで22年・0.6秒差5着、23年・0.6秒差4着。流れ一つで馬券圏内。 エイシンスポッターは前走・京阪杯・芝1200mを後方から32秒2、最速の上がりで3着。芝15戦中1200m13戦。芝1400mはまったく未知だが、ダメかどうか?も未知。『切れ味』発揮できる距離なら、もっとも怖い存在」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、④⑧⑨⑩⑬⑭、30点×100円。

3連複ボックス、④⑧⑨⑩⑬⑭、20点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」