天使:「京王杯2歳Sの1,2着は中団からのコラソンビート、後方からのロジリオンで馬単3,560円ゲットは良かってんけどな。先行馬と差し馬のアナ馬2頭の内、ロジリオンの差し脚が効いた。そやけど、3着に2番手先行のオーキッドロマンスに粘り込まれてしもた。先行馬では逃げたジャスパーノワールの方を狙ぅとってんけどな。もっと人気薄のオーキッドロマンスの方やった。アルゼンチン共和国杯は考え過ぎたようやな。単純に人気どころが人気してる理由を素直に考えたら良かったな。1着は断然1番人気のゼッフィーロ。重賞を使い続け好調を持続してるマイネルウィルトスが2着。3着はハンデ頭やけど実力と実績はそのまま№1のヒートオンビートと、初重賞やけど13戦4.1.6.2と安定感ある良血のチャックネイトが3着同着。配当的な面白みはなかったけど、多頭数だけにそこそこの配当はついた。ちょっとアナを狙いすぎたかな。年間トータルは、馬単-54,260円、3連複-69,180円」

 

悪魔:「京王杯2歳Sはジャスパーノワールがスタート悪かったが外から行って先頭に立ち、3コーナーあたりでは5,6馬身リードしてた。3ハロン34秒2やから、ジャスパーノワールだけがハイペース?な展開」

 

 僕:「直線に入ってもかなり粘ってたんだけど、坂を上がってからは、もう粘りは限界。変わって先頭に立ったオーキッドロマンスが逃げ込むか、と思ったんだけど、もの凄い脚で伸びて来たコラソンビート、ロジリオンにゴール寸前でつかまった。クビ、ハナ差の接戦。コラソンビートは上がり3ハロン33秒2、ロジリオンは33秒0。ともに究極の切れ味を見せた。4コーナー4番手だった2頭、バンドシェル4着、アタマ差、ミルテンベルク5着、逃げたジャスパーノワールが1馬身半差6着だから、基本は前を走った馬の競馬。4着を3馬身半差離した前3頭。その中で差し切ったコラソンビート、ロジリオンは、ホント、凄い『切れ味といえるね」

 

天使:「アルゼンチン共和国杯はアフリカンゴールドが逃げて、ディアスティマが後ろから。アリストテレス、ジャンカズマが2番手という意外な展開になったけど、上位に来たんは差し馬ばっかりやった。そんなに速いペースでもなかったけど、やはり好調馬に差し馬が多かった、ということかな」

 

悪魔:「直線、まだアフリカンゴールドが先頭で、ゼッフィーロら人気馬がぜんぜん前の方に顔を見せへん時は、ホンマ、大荒れになるかと思たけどね。ゼッフィーロなんか後方の内に包まれて、どっから来るんか?思た」

 

 僕:「まぁ、ディアスティマが13番枠から出たなりで、前へ行かず中団後ろが一番の驚き。向こう正面でも中団内にチャックネイト、その一列後ろにゼッフィーロ、マイネルウィルトス、ディアスティマ。そのすぐ後ろがヒートオンビート。人気馬が固まっていた。マイネルウィルトス、ディアスティマ、チャックネイトがじりじりと位置を上げて行くのに比べて、1番人気のゼッフィーロが内で包まれ、4コーナーでは後方3番手ぐらいまで位置取りを悪くしていた。そんな状況で、直線半ばでようやく外から抜け出して来ようとしていたのがマイネルウィルトス。ただ、内にできたほんの僅かの抜け出しスペースを一気に貫いてきたのがゼッフィーロ。スペースができたのもラッキーだが、一気に突き抜けられる脚はさすがディープインパクト産駒。馬群を抜けてからは一気にマイネルウィルトスも交わし、1馬身差の勝利。これで初重賞制覇だが、4歳、まだまだ成長は考えられる。2着のマイネルウィルトスは、これで4回目の重賞2着。堅実な差し脚は見せるんだが、なかなか勝ちに結びつかない。すでに7歳。良く頑張っているんだけど・・・・・・という感じ。せめて8歳までには重賞1勝してほしいが。マイネルウィルトスからクビ差の3着2頭、チャックネイトとヒートオンビート。チャックネイトはセン馬の5歳。56㌔と恵量で3着だけに、重賞勝ちまではもう少し成長、パワーアップが必要か。ヒートオンビートはハンデ頭59㌔でこの戦績。好位タイプだったが、斤量が増えるとともに徐々に後方に。ま、それでもハンデ頭でよくがんばってる。意外とがんばったのは、前が潰れた中で4番手から4コーナー2番手のセファーラジエル。ゼッフィーロから0.4秒差の5着は良く粘った。今後、先行馬ペースの時は要注意、か。ハナ差6着のハーツイストワールも、およそ8ヵ月ぶりの実戦で良くがんばった。次走が楽しみ」

 

天使:「ま、そんなとこかな。今週は牝馬G1のエリザベス女王杯や。3歳牝馬vs古馬牝馬。古馬でも4歳か、5歳か。世代対抗の要素もあって、なかなか面白いで。ほな、このへんで。ではでは」