天使:「12頭立てで、現在、11番人気でも単勝20.7倍。最低人気の12番人気で単勝61.4倍という『超大アナ』のいないメンバー。頭数は少ないけど難しいメンバーや。それに、マイル戦やのに芝2000mを得意とする馬や、それ以上で結果を出してる馬が参戦。重賞実績も十分あるだけに、取捨選択がやっかいや」
悪魔:「『3冠』に出走、皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着のステラヴェローチェは、2歳時にマイルのサウジアラビアロイヤルカップ1着、朝日杯フューチュリティS2着の実績もあるけど、22年3月のドバイシーマクラシック9着から1年7カ月ぶり。さすがに、しんどいやろね。あと、芝2000m重賞2勝のソーヴァリアント。芝2000mのホープフルSでG1勝ち、中日新聞杯1着のキラーアビリティー。芝2000m重賞2勝、芝2200mの宝塚記念2着のユニコーンライオン。マイルに対応出来たら、十分、馬券圏内も考えられる馬たち。ホント、難しいわね」
僕:「逃げそうなのは最近マイルを走っていないユニコーンライオン。芝2000mでも3ハロン・34秒そこそこで行くだけに、マイルでもハナ切れるか。続くのは人気のエターナルタイムか。2000mの距離ではソーヴァリアントも先行・好位。あとは、差し馬が多いんだよね。 展開的にも前で流れに乗りやすいエターナルタイムが中心か。重賞初挑戦だが、7戦、3,1,2,1,1,5,1着。マイル戦は1,1,1,5着。鞍上・ルメールから厩舎の期待も大。 4歳で3歳G1実績から外せないのはナミュール。オークス3着、秋華賞2着、重賞勝ちは芝1600mのチューリップ賞。今年に入り、東京新聞杯・アタマ差2着からマイル路線を突き進む。こちらの鞍上は短期免許で来日中のJ.モレイラ。 マイルの差し馬として、4歳伸びる力で『切れ味』勝負できそうなのがマテンロウオリオン、ジャスティンスカイ。 マテンロウオリオンは3歳時、NHKマイルカップ・クビ差2着。今年に入り、東京新聞杯0.4秒差6着、ダービー卿チャレンジトロフィー0.4秒差4着、マイラーズカップ0.2秒差5着。安田記念こそ0.9秒差11着とまだまだの感覚だったが、マイル重賞なら期待大、か。 ジャスティンスカイは3歳後半から3連勝で今年2月、リステッド競走・洛陽Sを勝利。ここ2走はマイラーズカップ9着、米子S8着と足踏みの状態だが、飛躍の秋はいまか。 唯一の3歳、狙いたいのはダノンタッチダウン。まだ、5戦。新馬戦1着、デイリー杯2歳S2着、朝日杯フューチュリティS2着、皐月賞18着、NHKマイルカップ4着。王道を走り続け、しばし休憩。また、走り出す初戦。人気下降のいまが狙い。 距離的にマイルはどうかわからないが、芝2000mが得意でも前付けることができるのをプラスにソーヴァリアント。チャレンジカップ2連勝、かと思えば1番人気で中山記念9着、鳴尾記念12着。安定感に欠くが、前走の札幌記念は差して3着。好調か。ここは内3、4番手、ポケットから抜け出し狙う」
天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、②③④⑤⑥⑪、30点×100円。
3連複ボックス、②③④⑤⑥⑪、20点×100円」
天使:「おっしゃ。ほな、これでいこか。ではでは」