天使:「2歳G1・阪神ジュベナイルフィリーズを勝って、桜花賞を勝ったリバティアイランド。直線、ほぼ最後方から差し切った勝ちっぷりは凄かったな。オークスの主役は当然か。2着コナコーストが2番手から、3着ペリファーニアが4番手から、前の馬が勝つ競馬を見事に差し切った。こらもう、レベルが違う存在」

 

悪魔:「確かに強いね、リバティアイランド。そやけど、切れ味の鋭すぎるのが気になるねんね。桜花賞が上がり3ハロン32秒9。デビューから4戦マイルで新馬戦は31秒4の上がり。とんでもない破壊力は『短距離王』の特徴やねんね。ま、彼女は『女王』やけど。中長距離の強い差し馬に必要なんは『息の長い差し脚の持続』。ひょっとしたら、リバティアイランドには芝2400mでの差し脚は発揮できひん

のとちゃうやろか?ま、そうはいうても元々の力の差で上位から飛ぶいうことはないやろうけど」

 

 僕:「ま、確かにリバティアイランドが馬群に沈むということは、考えられないけどね。現在の単勝1.4倍で買うか?と問われたら・・・・・・いやいや、遠慮するだろうね。間違いなく予想の中心ではあるが、不安点は消えない。 相手筆頭はハーパー。新馬戦2着のあと、未勝利戦、クイーンカップを連勝。桜花賞は好位から切れ負けして0.5秒差4着。コナコースト、ペリファーニアに負けたのは、マイルの適性の差か。父ハーツクライで新馬戦は芝2000mからスタートした馬。桜花賞を使ってグーンと良化したようで、鞍上・C.ルメールもヤル気十分のようだ。 同じく桜花賞で差し脚を見せたが、マイルの切れ味不足か?5,6着だったドゥアイズと、シンリョクカ。 ドゥアイズは札幌記念2着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着、クイーンカップ2着、つねに安定した力を発揮してきた馬。父ルーラーシップ、母父ディープインパクトから距離延びてこその差し脚。 シンリョクカは新馬戦を勝ったあとの阪神ジュベナイルフィリーズで12番人気2着。桜花賞はぶっつけ出走で、4コーナー、11番手から33秒8の上がりで0.6秒差6着。ディープインパクト産駒サトノダイヤモンドが父、母父はキングカメハメハとダービー1,2着の種牡馬に囲まれ、距離2400mは絶対優位なはず。 あと、桜花賞不出走組からソーダズリング、イングランドアイズ。 ソーダズリングは未勝利戦2,1着のあと、フローラカップをゴールデンハインドの0.2秒差2着。父ハーツクライ、母父シンボリクリスエスなら、距離は大丈夫か。半姉にマジックキャッスルがいる良血。 イングランドアイズは新馬戦を勝ったあと、クイーンカップ0.1秒差4着、フラワーカップ0.5秒差4着。後方から差してくるが、わずかに届かず。英国産の外国産馬だが父キングマン、母父はハーツクライという変わり種。東京競馬場、芝2400m、典型の外差しが決まれば、飛んで来る」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、5・10・12・16・17・18、30点×100円。

3連複ボックス、5・10・12・16・17・18、20点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」