天使:「今週、新・京都競馬場がオープン。もう、興味津津やけど、ここは福島の重賞、福島牝馬Sの予想といくか。15頭立て、なかなか面白いメンバーがそろたな。先行馬有利といわれる小回り福島で、ハナ切りそうなんが、ウインピクシス、ジネストラ。ニシノラブウインク、パーソナルハイ、ストーティもここ何走か控えてるけど逃げ脚はある。小回りを意識したら行くかもな」

 

悪魔:「去年なんかは1000m通過58秒6というハイペースになって、差し馬の決着。牝馬が前の位置取り争いしたら、案外、ハイペースになるんかもしれへんね。『福島やから・・・・・・』いうことは、あんまり考えん方がええかもね」

 

 僕:「普通に力通りのとらえ方をすると、案外、高配当になる。ストーリア、ウインピクシス、ビッグリボン、ジネストラ。重賞実績の少ない馬に、ちょっと人気が集まり過ぎだね。 秋華賞8着、前走の中山牝馬Sで2着したストーリアは、確かに中山牝馬Sでは4着の1番人気アートハウスに先着しているのは大きな自信だろうけどね。6番人気、ハンデ戦で52㌔の軽ハンデという利点を生かしたということもいえるワケだけどね。今回、別定戦で57㌔エリカヴィータ、56㌔ミスニューヨーク以外はすべて55㌔。試金石となるかも。 同じく人気馬ではビッグリボン、ジネストラに魅力ありか。 ビッグリボンは父ルーラーシップに母父ディープインパクト、これからの日本の『良血』の規範となるような血統構成。祖母は桜花賞2着のロンドンブリッジ。1,6,3,1,1,6,1,3着。着実にオープンまで上り詰め、関門橋S(オープン)3着から重賞挑戦と、段階を踏んでからの挑戦に好感触あり。 ジネストラは、前走、幕張Sで好位から差して勝利。脚質に幅のあるところを見せた。桜花賞(11着)には出走しているが、重賞はそれ以来。5歳で本格化をめざすか。 あとは重賞実績ある馬が強さを見せた時を考えて、外せないクリノプレミアム、ミスニューヨーク、エリカヴィータ。 クリノプレミアムは中山牝馬S1着、去年の福島牝馬S2着、京成杯オータムハンデ3着、中山金杯2着、重賞で着外も多いが、ハマった時は勝ち切りまで。前走、中山牝馬S5着。好調ラインの只中にあるはず。 ミスニューヨークは、前走・ダービー卿チャレンジトロフィー0.5秒差8着でラストランだったはず。1走延ばして来たとすれば、走り切れなかった、か。前走より悪くなるはずはない、と見る。 エリカヴィータの母マルシアーノは全兄がキンシャサノキセキ。父キングカメハメハのラスト・クロップだ。3走目に重賞フローラSを勝ってオークス6番人気で出走も9着。気性的にまだ幼い面がありそうで戦績は安定しないが、調教は安定気配。重賞を勝てる実力は内蔵しているだけに、いつ走ってもおかしくない。最適のアナ馬か」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、④⑦⑧⑨⑪⑬、30点×100円。

3連複ボックス、④⑦⑧⑨⑪⑬、20点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」