天使:「アーリントンカップは重馬場やのに、1番人気のユリーシャが3ハロン34秒1というハイペースで逃げて、直線、大崩れ11着。さすがにマイルでの大逃げについて行かへんかった先行・好位馬で決着。勝ったオオバンブルマイと3着ショーモンはよかってんけどな。2着セッションを外してしもた。皐月賞も同じ。大外を豪快に差し切ったソールオリエンスと3着のファントムシーフはバッチリやけど、2着タスティエーラは外してもうた。とにかく混戦、人気割れしてるなかで外した人気馬に来られてしもたら、もう、予想敗北宣言するしかないわな。年間トータルは、馬単+17,760円、3連複-6,380円」
悪魔:「アーリントンカップは重馬場巧拙はわからへんけど、前行く馬が重馬場の流れからええんちゃうか?思たけど、逃げたユリーシャは行きすぎたね。『前半から離して余裕あるレース』を目論んでたみたいやけど、重馬場で3ハロン34秒1は速すぎたね。直線に入っても余裕に見えたけど、直線半ばから一気に下降。2,3番手でユリーシャを深追いせえへんかったショーモン、セッションが首位争い。そこへ7番手にいたオオバンブルマイがゴール前、一気差し。アタマ、クビの接戦やったけど、1着オオバンブルマイ5番人気、2着セッション4番人気、3着ショーモン2番人気で、1番人気は消えたけど本線ライン。オオバンブルマイの1着で3連単などは結構、高配当になったけどね」
僕:「オオバンブルマイは走りが綺麗すぎる。ショーモンは大跳び。道悪競馬がどうか?懸念があって押さえにしたけど、関係なかった。セッションは、これまでの4戦が芝の2000m、1800m、2000m、2000m、先行が魅力だけど、正直、マイルでどう?と思ってた。でも、きっちり対応できてたね。考えが甘かった。京王杯2歳Sの覇者、オオバンブルマイ。やはり、このメンバーでは勝負強さにおいて格が違う・・・・・・そう感じさせられた一戦だったね。あとは重馬場の巧拙、前が来る展開での位置取り、実力外の要素がいろいろ重なって次走の参考にはなりにくい一戦となったかな」
天使:「皐月賞は中山。馬場は乾きつつあってんけど、レースの1時間ほど前に雨が降って、結局、重馬場の競馬になったみたい」
悪魔:「予想通りグラニットが行って、1000m通過58秒5、ペースは思いのほかハイペースになったね。2番手がベラジオオペラ、3番手にグリューネグリーン、ダノンタッチダウン。後ろに続いたんが、ちょっと予想と違ってた。タッチウッドが向こう正面あたりからかかり気味で2,3番手に上がり、ここらでペースを上げたみたいやね。いつもより遅め、好位6,7番手辺りをタスティエーラ。中団にラスハンメル、メタルスピード、ファントムシーフ。驚きの後方3,4頭目にソールオリエンス、トップナイフ。ソールオリエンスは1枠1番、押し込められると後方まで下がる枠だけに想像はついたが、トップナイフの後方は考えづらかった。道中差を詰めるには前にいる馬の頭数が多く、その位置での直線勝負に出た2頭。4コーナーでは外に出し、トップナイフ後方3頭目、ソールオリエンス後方2頭目となった2頭。ペースが速かった分、崩れ始めた先行群。直線半ばで先頭に立ったのがタスティエーラ。追いかけるショウナンバシット、メタルスピード、その内からファントムシーフ。大外から1頭、桁違いの脚で伸びて来たのがソールオリエンスだ。トップナイフは先行が多いせいか?さすがに切れ負け。結局、7着だった。桜花賞でとんでもない『切れ』を見せ、『1強女王』となったリバティアイランド。それほどの『とんでもなさ』は見せないが、『ただ1頭、強い』と誰にも思わせる凄い脚で差し切ったのがソールオリエンスだ。2着に残ったタスティエーラも、最後は3着に上がってきたファントムシーフも、さすがに強さは見せたが・・・・・・『1強』の強さを見せたのはソールオリエンスだ。展開も何も関係ない強さで『1冠』確保。混戦も、終わって見れば『3冠』の夢が見えて来た、か」
天使:「なるほどな。2戦2勝、ソールオリエンス、人気ではあったけど『新星』誕生やな。何が破るか?楽しみ倍増。ほな、このへんで。ではでは」