天使:「阪神牝馬Sは3連単で100万円強の超大アナ。1着サウンドビバーチェ6番人気、2着サブライムアンセム10番人気の馬単42,910円は見事にゲットも、3着コスタボニータ9番人気までは押さえられへんかった。重馬場がもっと残ったら押さえとったかもな。桜花賞は、絶対的『女王』候補リバティアイランドが強さを発揮。そのあとが混戦やった。重賞勝ち馬、トライアル上位馬が勢ぞろいして難解やったからな。ま、2着に6番人気コナコースト、3着に5番人気ペリファーニアが入ってアナにもならず、本線ラインの好配当いう感じやな。予想の方は本命ライン半分と、アナ馬半分、高オッズに走ってしもたな。年間トータルは、馬単+23,760円、3連複-2,380円」
悪魔:「阪神牝馬Sは金曜日の雨で馬場がどれだけ乾くか?やったけど、勝ちタイムが1分33秒9、上がり3ハロンの最速が33秒6やから、ほぼ良馬場。発表はやや重やったけどね。ウインシャーロットが逃げて、最初の3ハロンが36秒1やからスローペース。よう粘って4着。2番手のサウンドビバーチェが勝って、その後ろのサブライムアンセムが2着、3着にもすぐ後ろにいたコスタボニータが突っ込んで、前で決まってしもたね。直線は内伸びの馬場やったんも大荒れの原因。1枠1番、2枠2番の人気薄馬が、行き場なしに戸惑ってたけど、ゴール前でグイッと伸びた」
僕:「スローで直線に入り、ウインシャーロットにサウンドビバーチェの2頭が壁になったサブライムアンセムとコスタボニータ。途中から上がったママコチャや、イズジョーノキセキ、ピンハイの外差しメンバーが伸びない中、先頭抜けたのはサウンドビバーチェ。そして空いた内を差し込んだのがサブライムアンセムとコスタボニータ。サウンドビバーチェが1馬身4分の1差の完勝。2着サブライズアンセムからはクビ、クビ、クビ差の接戦で3着コスタボニータ、4着ウインシャーロット、5着アンドヴァラナウト。惜しかったのは4コーナー11番手から33秒6の上がりで5着に突っ込んだアンドヴァラナウト。父キングカメハメハ、母父ディープインパクトだけに、もっと乾いてほしかったかもしれないが、いつも好位につけられる馬が前に行けなかったのが最大の誤算だっただろう」
天使:「同じ阪神、同じマイルの桜花賞。馬場はより乾いて良馬場になったけど、直線、前の馬の伸びがよく、後方3番手辺りから差したリバティアイランドは届けへんのちゃうか?思われたけどな。ゴール前の切れは、ホンマ、凄かった。久々に見たで、『切れ味、一閃』
悪魔:「直線半ばで2番手から抜け出したコナコースト、4番手から追い上がるペリファーニアが他の馬群と差を開いて、まだその馬群の中団の大外にいたリバティアイランド。後方待機組はほぼ届かない雰囲気だった。あれが届くとは・・・・・・ホント、上がり32秒9の末脚。凄いものを見せてもらった感じ。2着、3着は当て外れで馬券予想はダメだったけど、いやぁ~、ホント、いいものを見せてもらった。今回の桜花賞は出走馬の賞金獲得の額も例年より高く、重賞活躍馬もこぞって出走。レベルは高いと言われた中で、さらに抜けた存在だったリバティアイランド。まさに、その真価を見せつけたレースだったね。母系から来る距離適性はちょっとわからないが、父ドゥラメンテからは距離は長くなっても大丈夫だし、『3冠』はもはや予定内かも。2着コナコーストはチューリップ賞と同じく2着。これで新馬戦1着のあと3連続2着。父キタサンブラック、母父キングカメハメハで距離は伸びても大丈夫か。とにかくレースの流れに乗るのが得意そう。ペリファーニアもチューリップ賞からの参戦。同じように2着コナコーストのクビ差3着から。まったく同じ順位、着差だったのは驚き。チューリップ賞を逃げて1着のモズメイメイは3ハロン34秒0、やっぱり桜花賞か?速めのペースに直線失速、13着だったけど、コナコースト34秒5、ペリファーニア34秒1、速い上がりに対応した。ペリファーニアは半兄がエフフォーリア。名まえが『音』的に一緒のイメージ。エフフォーリア、ペリファーニア。まだ3戦で桜花賞のこのメンバーで3着は、さすがの実力発揮。4着ハーパー、5着ドゥアイズ、6着シンリョクカも位置取り的に2,3着に劣っただけで、決して実力差でもない。オークスは、またまた熾烈な着争いとなるだろうね。距離伸びて新たな一面が出る馬もいるだろうから。期待は、それ以上にリバティアイランドを打ち破る可能性のある馬の出現にあるわけだが・・・・・・ワクワク感は捨てずに牝馬たちを見守っていきたい」
天使:「強い馬が現れたら、それに対抗できる馬の出現を願うのが人の常や。今週は皐月賞。こっちは混戦模様。『強い強い皐月賞馬』が出るかどうか?いまからワクワクやな。ほな、これぐらいで。ではでは」