天使:「マイル戦に集まった精鋭。逃げるんはトーラスジェミニか?ベレヌス?ファルコニア、ウイングレイテストも前に行くが、先行・好位タイプ。人気馬ではレッドモンレーヴが先行・好位脚質だが、他の人気どころが『差し』なので牽制しそうやな。トーラスジェミニはあまり行かない時もあるので、アナ馬は意外と前に行く馬かもな」
悪魔:「ここはジャスティンカフェに乗るルメールが、鞍上・川田将雅のレッドモンレーヴを相手と決めたら、早めに射程圏に入れて戦う思う。レッドモンレーヴの川田かて、勝ちたいときは早めに前で勝負したい騎手。騎手がそれぞれ小回り中山のマイル戦を意識したら、意外と展開は流れるんとちゃう。不良馬場が乾いたいうても、内の芝は完全に傷んでるやろうから、中、もしくは外差しの競馬になるかも」
僕:「ハンデ戦、重賞勝ちしてるが上で、微妙にハンデ差が出ているので注意したい。去年の秋、逃げ・先行馬で1,2,3着した京成杯オータムハンデを勝ったファルコニアが58.5㌔のトップハンデ。正直、トップハンデを担うほどの実力はない。次が58㌔(牝馬なら56㌔)だけど、まさに、重賞勝ちでなってしまった・・・・・・という感じが強いのがベレヌス、タイムトゥヘブン、牝馬56㌔のアナザーリリック。 というとこで、斤量58㌔もここ中心的存在はジャスティンカフェ。重賞勝ちはない。なのに58㌔。エプソムカップ0.1秒差4着、毎日王冠0.1秒差2着、G1・マイルチャンピオンシップ0.4秒差6着、東京新聞杯0.1秒差4着。この安定感は馬券圏内の中心視。4番枠もルメールなら4コーナーで外に出しているか。内も伸びる馬場ならそのまま突き抜け。臨機応変に期待。 相手は成長を期待する4歳馬か。58㌔マテンロウオリオン、2㌔斤量軽いインダストリア、レッドモンレーヴ。 マテンロウオリオンはシンザン記念勝ち。以降、重賞を走り続け、ニュージーランドトロフィー2着、NHKマイルカップ2着。近5走は着外ばかりだが、前走、東京新聞杯は0.4秒差6着。復活の兆しは、ある。後方一気、好位差し、2パターンの好走実績あり。どちらにせよ、上手くハマれば実力は一番。 インダストリアは3勝クラスを勝って、前走、東京新聞杯0.5秒差7着。3歳時、弥生賞0.3秒差5着、NHKマイルカップ0.4秒差5着。着外も馬券圏内にあとわずか。その分のハンデ2㌔貰いを生かせば・・・・・・。 レッドモンレーヴは祖母エアグルーヴ。母ラストグルーヴは1戦1勝で引退、母の期待はその仔に受け継がれた。レッドモンレーヴは7戦2,1,6,1,1,2,1着。唯一着外の6着は共同通信杯。1勝クラスから駆け上がり、再び重賞挑戦。『良血』、本格化の実力を見せつけるか。56㌔を生かす。 56㌔で好位から大駆けを狙うゾンニッヒ。重賞初挑戦だが、前走はリステッド競走・東風S、ラインベックの0.1秒差2着。5番手から33秒4の切れ味発揮。中山は4戦して2.2.0.0、ここ5戦マイルで2,2,5,1,2着。諸条件は確実にプラス。 あと、牝馬56㌔で取捨に迷うのがミスニューヨーク。中山・ターコイズS2勝、切れ味自慢の馬で、とくに中山では中山牝馬S0.1秒差3着、京成杯オータムハンデ0.1秒差4着もあり、確実に切れ味発揮。前走、京都牝馬S(阪神競馬場)9着は度外視できるか。難しいところだが、押さえておく必要あり、か」
天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、③④⑥⑧⑨⑯、30点×100円。3連複ボックス、③④⑥⑧⑨⑯、20点×100円」