天使:「セントライト記念を勝って菊花賞1番人気8着やったガイアフォース。4歳さらに飛躍をめざして菊花賞以来の出走となるワケやけど、いま現在、単勝2倍の1番人気。ちょっと人気し過ぎの怖さがあるねんけど・・・・・・」
悪魔:「実績馬であるはずの重賞2勝のレッドガランが、もう8歳。最近は着外ばっかり。菊花賞で『3冠馬』コントレイルとクビ差勝負したアリストテレスに異変?5歳の3戦はすべて二桁着順で6歳を迎えた。あと、2,3歳で京都2歳S2着、きさらぎ賞1着したラーゴムが、その後、重賞ではオール惨敗。ホント、もう『来たら大アナ』いう存在にになってしまってるからね。希望あふれる明け4歳のガイアフォースに期待が集まるのはしゃーないかもね。新馬戦から2,3,1,1,1,1着の明け4歳、エピファニー。初重賞出走やけど、伸びゆく魅力? ガイアフォースとは違った意味で『期待』が集まってるとこあるね」
僕:「確かに。明け4歳の2頭に人気が集まってるけど、年の初めの『これからの若い馬』に対する期待感が大きく影響しているところがあるようにも思える。とはいっても、他の馬と比較したら・・・・・・やはり、ガイアフォースとエピファニーは外す材料はないのも事実。危険性を含んだ人気馬ではあるけどね。 展開を考えると、逃げ候補は内からシャムロックヒル、ノースブリッジ、バビットの3頭。いずれもそんなに飛ばして行くタイプじゃないけど、他に先行・好位タイプとしてブラックマジックと人気のガイアフォース、エピファニーがいる。とくにエピファニーはここ3走が、途中逃げ、途中2番手、2番手と完全に先行して連勝している馬。この積極策を通せば、ガイアフォースも早めに先行馬をとらえに行くだろうし、3コーナーすぎからペースは一気に速くなることも。 ガイアフォース、エピファニーの相手は差し馬か。
昨年夏に七夕賞を勝って重賞初制覇したエヒト。6番人気での勝利、続く新潟記念14着からフロック視されたが、年末のチャレンジカップをソーヴァリアントの0.3秒差3着。展開をついて上手く差し脚を生かせば、突き抜けも。 オークス馬ユーバーレーベン。オークス以降6戦着外も、G1・4戦、G2・2戦。対戦相手が違いすぎる。差し脚が生きる展開でこのメンバーなら。鞍上・M.デムーロも力が入る。 あと、ここで期待したいのは『来たら大アナ』という存在かな。惨敗を繰り返す実績ある3頭。8歳のレッドガランはさすがにきついと見て、アリストテレスとラーゴムに期待。 アリストテレスは6歳、まだ老いる年でもない。3歳までの活躍が多いエピファネイア産駒にあって、4歳時はアメリカジョッキークラブカップ勝利、天皇賞春4着、京都大賞典2着、有馬記念6着。このメンバーでは上位の実績。5歳の去年が目黒記念17着、京都大賞典11着、有馬記念14着と大不振も、5月、10月、12月と順調に使えなかった影響もある。有馬記念からの2走目の良化ということを考えれば、今回は試金石。これでダメなら力の衰えと見るべきか。 ラーゴムは昨年4走中3走をダートで走り6,1,12着。今年初戦の中山金杯は9着も1着ラーグルフからは0.3秒差。ハナ、アタマ、クビ、クビ、1馬身、ハナ、クビ、アタマの大接戦だった。決して、次走に希望の持てない走りではなかった。いろんなことを試して、もがいて。5歳、まだ吸収できる年代」
天使:「なるほどな。まだまだ燻り果てるワケにはいかへん、ちゅうことか。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、⑥⑨⑩⑪⑬⑭、30点×100円。
3連複ボックス、⑥⑨⑩⑪⑬⑭、20点×100円」
天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」