天使:「キタサンブラック産駒のグランヴィノスがえらい人気やな。半姉にヴィルシーナ、ヴィブロス、半兄にシュヴァルグランとG1馬が3頭。良血の牝系。父キタサンブラックの父はディープインパクトの全兄のブラックタイドや。血統上は全く一緒ということで、ディープインパクトの代用として種牡馬になれた。初年度産駒から重賞勝ち馬を出したけど、ディープインパクトとは比べもんにならへん。それでもG1馬を出した。初めてのG1馬産駒がキタサンブラックや。まさに、ブラックタイドには誇り。そのキタサンブラック初年度産駒で、今年、天皇賞秋を獲ってG1馬になったんがイクイノックス。ホンマ、種牡馬になってもブラックタイドの誇りとなるキタサンブラック。そのキタサンブラックにあてがわれた良血の牝系。馬主がこの牝系の馬たちの専属的馬主になってる『大魔神』佐々木主浩。となれば大目標は『G1制覇?』。新馬勝ち2走目やけど、人気もしゃーないかな。新馬戦はやや重馬場で芝2000m・2分3秒5、タイム的にはどうなんか?わからへんけど」
悪魔:「先行馬が残る展開で、後方から4コーナー中団に進出、33秒8の最速の上がりで2着に1馬身半差の差し切り勝ち。文句ないんちゃう。土曜日の雨予報がなくなって阪神は良馬場みたいやけど、やや重で33秒台の脚で上がるスピードがあんねんから」
僕:「最終追い切りも良かったようだし、いまのところ断トツ人気でもグランヴィノスに逆らう材料は、ない。 相手となるのはリステッド競走・萩Sで1,2着したトップナイフとナイトキャッスルが、これまでの京都2歳Sで活躍した馬のローテーションとして浮上してくる。 トップナイフは5走と豊富な経験。萩Sは6番人気とアナ馬的存在だったが、2番手から33秒9の上がりで勝ちタイムが芝1800m・1分46秒2は好タイム。 2着だったナイトキャッスルは4コーナー3番手から2着。2馬身差とやや離された感じだが、社台・白老ファーム産でダート新馬勝ち、札幌・クローバー賞0.1秒差4着、萩S0.3秒差2着、1走ごとに成長を期待させる走り。鞍上もルメールから今回C.デムーロと厩舎の期待が感じられる馬。前走、1勝クラス・紫菊賞1着のコスモサガルマータ。芝1800m・1分47秒3、上がり33秒1の切れ味は信頼できそう。 新潟、東京と左回り2走で右回りは初だが、新潟・新馬戦1着・上がり32秒5、百日草特別2着・上がり33秒1のロードプレイヤー。過去このレースは上がり速い馬の活躍が多く、ロードプレイヤーの差し脚が生きそう。 あと1頭はアイルシャイン。新馬戦は出遅れ、かつ4コーナー不利アリからの差し切り勝ち。2着に1馬身差以上の強さを感じる勝ちっぷり。鞍上も福永佑一に替えて『重賞獲り』を狙うか」
天使:「2番人気以下は人気が割れてなかなかの混戦やな。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、④⑥⑩⑪⑬⑭、30点×100円。
3連複ボックス、④⑥⑩⑪⑬⑭、20点×100円」
天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」