天使:「さて、いよいよダービーや。どのレースも獲りたい気持ちはアリアリやけど、やっぱ格別なんは、ダービーや。今年は皐月賞を勝って『1冠』を制したんがジオグリフや。皐月賞は5番人気。当然、わずかな差で皐月賞を逃した人気馬はダービーで雪辱を果たすつもり。そのため皐月賞の分析をして、策を練り、積極的に動いてるハズや」

 

悪魔:「皐月賞でジオグリフより人気が上でわずかに負けた2着イクイノックス、3着ドウデュース、4着ダノンベルーガの3頭は、ホンマ、ダービーでの雪辱しか考えてないやろね。陣営はそれぞれに『自分とこの馬が一番』て内心思てるやろからね。  イクイノックスは、皐月賞はぶっつけ出走。久々のため折り合いに苦労したそうやね。それでも2着は実力。父キタサンブラックからは距離の問題はなさそうやし、東京競馬場は東京スポーツ杯2歳Sを32秒9の上りで勝ってるし、ダービーこその感じ。 ダノンベルーガは新馬戦、共同通信杯を東京で33秒1,33秒7の上がりで勝利。わずか3戦目の皐月賞、内1番枠でも落ち着いて好位から、ただ、外に出せず馬場の悪い内から進出するしかなかった。逃げたアスクビクターモアと内で叩き合い。外から伸びたジオグリフ、イクイノックス、ドウデュースには通った馬場の差で負けたけど、真の実力は№1ちゃうか?と思われた。ま、それが今現在、1番人気に上げられてるんとちゃう? 皐月賞1番人気やったんはドウデュース。ま、朝日杯を勝って3戦3勝で、弥生賞はアスクビクターモアにクビ差負けで2戦目皐月賞やったら、そら、1番人気になるやろう。結果はほぼ最後方から3着。後ろから過ぎたな。本来は好位からゆっくり差すタイプ。武豊が決めるか!いうとこやね」

 

 僕:「う~ん、確かにジオグリフより人気だっただけに、3頭ともジオグリフの前に来て、何の不思議もない馬たち。今回もジオグリフより人気しており、3頭は買い目に入れるしかないでしょう。3頭とも実力全開かどうかはわからないが、ダービー馬に近い3頭であることは間違いない。ただ、ジオクリフも皐月賞馬、牝馬のスターズオンアースと一緒で『2冠』の権利があるのは、これ1頭。データからも皐月賞馬の過去10年のダービー成績は2.3.1.4。当然、良好であるのは変わらない。血統的にはダービー2400mがダメとはいえない。この4頭がダービー主力であることは、ま、仕方ないところかな。 今年のクラシックは牝馬もそうだが、大外枠に人気馬がなる傾向にあるね。イクイノックスは、ナント、皐月賞に次いで連続18番枠。鞍上・ルメールは、大変といえば大変。 主力4党に加えるアナ馬2頭だが、先行・差し、1頭ずつ選びたい。まず先行タイプだが、何といっても思わぬ逃げで僅差5着に粘りこんだアスクビクターモアが魅力ではあるが、中山3勝・皐月賞5着に対して東京3着2回、東京も悪くはないが中山が良すぎて不安材料かな。 萩Sでダノンスコーピオンのクビ差2着、ホープフルSを勝ったキラーアビリティ。皐月賞はホープフルSからのぶっつけで、しかもスタート悪く4番枠なので内に包まれ中団と外にも出せず13着惨敗。皐月賞前は『本当の狙いはダービー』と言ってたほど。2走目の良化にかけているハズなのに人気はグーンと下降。ディープインパクト産駒、普通に駆ければ栄光はあるかも。 京都2歳S勝ち、弥生賞4着、皐月賞7着、つねに差し脚を生かすジャスティンロック。皐月賞は後方からドウデュース程の切れ味は発揮できなかったが、上がり2位は記録。東京長い直線、切れ味を生かす展開になれば突っ込む、か」

 

天使:「よっしゃ、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、⑪⑫⑬⑮⑯⑱、30点×100円。3連複ボックス、⑪⑫⑬⑮⑯⑱、20点×100円」

 

天使:「おお、二桁馬番ばっかりになったな。外差し競馬になってほしいな。ほな、これでいこか。ではでは」