天使:「降り続いてる雨、土曜日の朝方には止みそうやけど、馬場はやや重あたりかな?良馬場発表になっても、多少タイムはかかるはず。逃げるんはリフレイムやろうけど、クリスティ、ビオグラフィーも行こう思たら行ける馬。常識にはかかりだしたいうても、メイケイエールも折り合いの難しい馬やし、スローペースはないやろな。リフレイム自身が被されるのがイヤな馬、2番枠やったら最初は絶対出して行くやろうから」

 

悪魔:「去年の夏から4走連続芝1200mのメイケイエール。いきなり1400mのペースに合わせられるような馬とも思えへんし、初の東京コース。スピードに乗ったら一気に上がって行ってしまうかも?馬場が悪い方がそれをセーブできそうやけど」

 

 僕:「10戦5勝中重賞4勝のメイケイエール。短距離での実力はG1級というのは、誰もが知るところ。前走も高松宮記念で17番という外枠を克服、好位からクビ、ハナ、クビ、クビ差の5着。芝1400mは2歳時にファンタジーS勝ちと、全く問題なし。ここ4走、1200m戦に徹していただけに、急に200m延びた距離感を克服できるか?危惧するのはその点だけか。血統的には『白毛馬』ソダシと同じシラユキヒメの牝系、重馬場に適性はありそうだ。メイケイエール自身は重馬場1勝、やや重馬場1勝。 デビューから4戦3勝でファルコンSを勝ったシャインガーネット。以降、重賞中心に9戦未勝利も、二桁着順の大負けはなく、全レース勝ち馬から1秒以内。前々走はシルクロードSで0.1秒差2着、前走は高松宮記念0.3秒差7着。着実に上昇傾向にある。メイケイエールが広い東京コースで豪快なレースっぷりを見せれば、直線、鋭い差し脚を発揮するのは、この馬。オルフェーヴル産駒、重馬場はファルコンS1着、高松宮記念7着。 父エピファネイアから『名牝』シーザリオの血、母アドマイヤセプターから『女帝』エアグルーヴの血。凄い牝馬2頭の血を受け継いだスカイグルーヴ。デビュー時は新馬戦即京成杯2着も、その後、大きな活躍見られず5歳へ。2月に京都牝馬Sを1番人気でロータスランドの0.1秒差2着。5歳でまだ9戦2.3.0.4。本格化はこれから、か。鞍上D.レーンで重賞活躍めざす。 NHKマイルカップ0.3秒差3着の実績をもつギルデッドミラー。4歳時も京都牝馬S0.3秒差2着、ターコイズS0.3秒差3着と重賞での活躍は見せるものの惨敗も数々アリ。ただ、ターコイズS以降、5歳になり京都牝馬S0.8秒差6着、ダービー卿チャレンジトロフィー0.4秒差5着と大崩れを見せていない点を注目。オルフェーヴル産駒、やや重馬場1,5,2,3着、重馬場2着。運気は向いてきたか。 12頭中7頭の牝馬出走。当然、有力馬も牝馬が多くなるが、元来、牡馬の方が好成績のレース。 NHKマイルカップ勝ちを含め重賞2勝、2着2回、3着2回の実績を誇るラウダシオン。現在、6連続着外で存在感は薄くなっているが、直近2戦(4着、9着)は海外レースで、実状の好不調は判断しがたいのが現実。まだ5歳、強かったころを『過去のもの』と判断するのは早計か。ファルコンS、重馬場でシャインガーネットの2着はこの馬。 芝1400m、3.1.0.4、スワンS0.3秒差7着、阪急杯0.6秒差4着と馬券圏内にもう一歩というリレーションシップ。鞍上・戸崎圭太で一発を狙う、か」

 

天使:「いまのところ単勝最低人気でも30倍台。人気割れの難解なレースやな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③④⑦⑧⑩⑫、30点×100円。3連複ボックス、③④⑦⑧⑩⑫、20点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」