天使:「昔からエアグルーヴやセイウンスカイ、G1馬が出走してきた夏のローカル重賞。ファインモーションやブエナビスタも走ってる。2014年は1着ハープスター3歳、2着ゴールドシップ5歳、3着ホエールキャプチャ6歳で、3頭ともG1馬やった。ほんま、夏の名物レースやな。今回もラヴズオンリーユー、ブラストワンピース、ペルシアンナイトに3歳のG1馬ソダシの参戦。これは盛り上がるわな」
悪魔:「それとウインキートス(目黒記念1着)、トーラスジェミニ(七夕賞1着)、サトノセシル(クイーンS3着)だけやなく、アイスバブルやバイオスパークと前走、重賞で馬券圏内に来た好調馬がそろてるのも、今回の特徴やね。ただ、実力的にはまだまだ侮られへんG1馬や、G1馬と一緒に戦ってきた猛者もいて、なかなかに選択が難しい、ね」
僕:「6戦5勝でバリバリのG1馬、2番人気のソダシだけど、なぜ、ここへ出てきたか、わからない。オークスは負けてしまったけど世代№1牝馬として秋華賞を狙うなら、じっくりと秋から始動だと思うんだけど。オーナーの金子真人氏にとって、桜花賞でソダシへの期待は満願だったのかも?オークスは距離に問題があるとかもいわれたが、あの8着はちょっと言い訳の効かない負けっぷりに見えた。展開がきつかったという意見もあるにはあるが・・・・・・。残念ながら、№1を云々するレースではなかった。トーラスジェミニ、サトノセシルあたりが引っ張るレース。前で行きたがるのを我慢させるのが常なソダシ鞍上・吉田隼人。ステイフーリッシュ、マイネルウィルトス、ウインキートスとソダシと位置を争う古馬の中に入って、通常心で進められるだろうか?不安でしかないね。52㌔は軽いというが、3歳はそれほどまだ実力に差があると判断されているからの斤量であって、恵まれたワケではない。1600mならまだしも2000mで初の古馬との対戦、危険な人気馬となる可能性高いのでは・・・・・・。がんばってほしい『白毛馬』ではあるが、ここは思いきって外し。 中心はラヴズオンリーユー。ソダシ以上の強さを見せ、4戦4勝でオークスを勝ったラヴズオンリーユーだったが、4歳になってから低迷。今年は京都記念1着、ドバイシーマクラシック3着、そして、クイーンエリザベス2世カップではグローリーヴェイズ、デアリングタクトを破りオークス以来のG1制覇。完全に復調ぶりを見せたいまなら、中心視は妥当だろう。 昨年、ペルシアンナイトが2着したように、相手となり得るのは実績馬。ここ最近の好調さよりも『歴戦の強者』を選びたい。 ペルシアンナイトは7歳となり、さすがにG1では歯が立たなくなってきたが、前走、鳴尾記念は4着。馬券圏内へあと一歩。札幌競馬場は札幌記念2戦出走、0.3秒差5着、0.2秒差2着、相性のいいコースか。 一昨年の札幌記念の覇者ブラストワンピース。その後、G1では着外続きもAJC杯1着、鳴尾記念3着。G2・G3では馬券圏内を確保。捨てがたい実績馬。 半年ぶりの実戦がどうか?だが、重賞ではここ5走3,3,5,4,2着。堅実な走りを見せるステイフーリッシュ。どんな相手でも通用する先行策は捨てがたい。 長距離専門のイメージのあるユーキャンスマイル。ただ、新潟記念・芝2000m勝ち、天皇賞秋・芝2000m4着があり、決して対応できない距離ではない。6歳、まだまだ老け込みを感じる年でもない。 あと一頭は前走好走馬の中からアイスバブル。札幌と同じ洋芝ということで函館記念2着を重要視。ここ10年、函館記念3着以内の好走馬は1.2.2.9と無視できない関連性。今回、金子真人オーナー、ソダシ、ユーキャンスマイルに次ぐ3頭目の出走馬というのも、何か感じる」
天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、①④⑦⑧⑨⑫、30点×100円。3連複ボックス、①④⑦⑧⑨⑫、20点×100円」
天使:「ソダシ外し、ちょっと大胆に出たけど、どうなるか?やな。ほな、それでいこか。ではでは」