天使：「スプリント（１２００ｍ）とマイル（１６００ｍ）の中間の芝１４００ｍ戦の重賞。難しい距離やけど、直線が長い東京コースを考えたらマイル適性の方を重視した方がええかな。典型的な逃げ馬はおれへんけど、セイウンコウセイ、ラウダシオン、ビオグラフィー、ビックインバイオ、ダートから芝に戻すイッツクール、カタナ、先行馬が多いんでペースはそこそこ速なるんちゃうか？セイウンコウセイなんかスプリント戦で先行する馬。普通に出て行ったら１４００ｍやとハイペース、ちゅうことにならへんか」
悪魔：「セイウンコウセイ自身はそうガリガリ行くタイプやないけど、周りに速い馬がいたら
一緒になって行くことがあるんよね。すぐ外にビオグラフィー、ラウダシオン、大外からイッツクールやカタナなんかも行ったら・・・・・・火がついてしまうかもね。今週から東京はＢコース使用。３，４コーナーから直線にかけての内の芝の傷みはかなり解消されたやろうけど、その分、スピードに乗りやすなったんも事実。ペースは速なるやろうね。高速馬場、好位・中団の馬が狙い目。ペースによっては直線一気の差しも決まるんちゃう？」
僕：「雨はなさそうなので良馬場。スピードに対応できることが一番だろうね。実績はＮＨＫマイルカップを勝ったラウダシオンが一番だろうけど、先行脚質が気になるところ。芝１４００ｍは２．１．０．０、東京芝２．１．０．０とデータでは中心視当然の存在。鞍上・デムーロにとっては、最近では少なくなった人気馬の重賞レース騎乗。ここは、ぜひ勝ちたいところ。好位から慎重にレースを運ぶ、か。中心にしたいところだ。 同じ４歳、実績馬タイセイビジョン。重賞２勝、朝日杯フューチュリティＳ２着もＮＨＫマイルカップ２番人気４着から下降線。京都金杯４着で復活の兆しを見せ休養。一頓挫したことがどう出るか。鞍上にルメールを配し、ここが復活の勝負気配とみる。 昨年のこのレース３着グルーヴィット。ここ２走はスプリント戦、北九州短距離Ｓ２着、春雷Ｓ３着。重賞戦線からは外れているが安定した戦績。内の好位で息を潜め、直線抜け出しを図る。器用さが生きれば。 半弟はダノンザキッド、素質は評価されながら条件卒業に１３戦、オープンでもなかなか成果が出なかったミッキーブリランテ。ニューイヤーＳ１４番人気１着、阪急杯１０番人気２着はようやく本格化か。速い時計のレースに難があると思われていたが、阪急杯・芝１４００ｍで２着の１分１９秒５はフロックでは出せないタイム。初の芝１２００ｍの高松宮記念は０．６秒差１０着。巻き返しの芝１４００ｍ重賞なら差し切っても不思議はない。 ３歳時、ファルコンＳでラウダシオンに１馬身半の差をつけて差し切ったシャインガーネット。燃えやすい気性が仇でその後の活躍がいま一つ状態。いろいろ工夫されて追い切りはスムーズ。潜在能力はあるのでスムーズに流れに乗れば・・・・・・。 フラワーカップ３着、ＮＺＴ２着、紫苑Ｓ３着、重賞で着を外さなかったシーズンズギフト。富士Ｓはかかってハイペースの逃げ潰れ１２着、ターコイズＳは最後方から追い込むも４着、中山牝馬Ｓは不良馬場に泣き１３着。ここ３走はちぐはぐなレースが続いている。気楽な立場で気負わず追走なら、活路は開く、か」
天使：「ほうかぁ、ここも難解なレースやな。ほな、買い目いこか」
僕：「馬単ボックス、③⑥⑩⑪⑭⑯、３０点×１００円。３連複ボックス、③⑥⑩⑪⑭⑯、２０点×１００円。３連単、ラウダシオン・タイセイビジョン２頭軸マルチ⑩⑭－③⑥⑪⑯、２４点×１００円」
天使：「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」