天使:「ダートG1・5勝、2着5回のゴールドドリーム、ダートG1・3勝、2着3回のオメガパフューム。格が違う2頭の参戦や。ゴールドドリーム58㌔、オメガパフューム59㌔と、確かに斤量は重いかもしれんけど、実績の差は斤量の差以上に大きいやろ」

 

悪魔:「ただ、対戦する上昇馬、ロードレガリス、スワーヴアラミスもなかなかなもんやと思うわ。ロードレガリスは芝で勝てんと、地方のダートで4戦3勝、3着1回、中央に戻って4連勝。どんだけ強くなるんか?期待の方が大きい。ロードレガリスの4連勝目で半馬身差2着に負けたスワーヴアラミスは着実に力をつけてきた馬。アルデバランSでロードレガリスの2着のあとマーチSを初重賞挑戦で初勝利。ホンマ、これからが期待できる伸び盛りの5歳」

 

 僕:「ま、確かに勢いで突破してもおかしくないけどね。実績ある2頭は、それぞれに不安点があることは事実。ゴールドドリームはもう7歳、昨年末の東京大賞典で引退予定だったのが現役続行。それがどう出るか? オメガパフュームは東京大賞典から約5カ月ぶりの実戦で59㌔がどうか?450㌔台、ダート馬としては小柄だし。去年の平安Sは同じ59㌔で3着も、3カ月ぶりの実戦だった。 だが、だが、じっくり考えてみたいんだよね。実績が違い過ぎる。今年2月、世界のダート強豪馬が集まるサウジカップで6着のゴールドドリーム。衰えは感じられない。ドバイが中止になって目標を変える誤算はあったが、どんな状況でも力を出してきたゴールドドリームの安定感に期待して、ここは中心。 まだ5歳、もっとG1の実績を積み上げて行くだろうオメガパフューム。1900m、2000mと距離が延びての差し脚は信頼できるし、450㌔台でもこれだけ実績を残せば問題ないか。休み明けも追い切り量は豊富とのこと。 7歳馬も6歳後半から重賞で活躍し始めたヴェンジェンス。砂を被ると嫌がる馬。フェブラリーS10着は、3,4コーナーで砂を被ったとのこと。11番枠、外追走なら東海Sでインティを差して2着の実績を信頼。 この3頭にロードレガリス、スワーヴアラミスがどこまで食い込めるか?じゃないかな。さっきも言ったように『勢い』で凌駕できるか? アナ馬はヒストリーメイカー。東海Sは0.7秒差6着。そんなに負けていない。前走は仁川Sでクリンチャーを半馬身退けて勝利。そのクリンチャーがマーチSでスワーヴアラミスとクビ差の2着。比較論では遜色ない。作田誠二師の引退で転厩初戦になるが、21年目、いまだ重賞未勝利の畑端省吾騎手が意地を見せるか」

 

天使:「なるほどな、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②③⑤⑦⑩⑪、30点×100円。3連複ボックス、②③⑤⑦⑩⑪、20点×100円。3連単、オメガパフューム・ゴールドドリーム2頭軸マルチ⑤⑦-②③⑩⑪、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」