天使:「G1の合間の重賞。これまた難解なメンバーやな。ロードヴァンドール、ランドネ、ジェシー、タニノフランケル、パリンジェネシスと先行馬が多い。一見、ペースは速そうなんやけど、ロードヴァンドール、ランドネ、ジェシーあたりは最近あんまり逃げれてないからなぁ。意外と行ったもん勝ちであとの馬は抑えることもある。展開読むのも難しいレースや」
悪魔:「そやけど、先行してこそ・・・・・・いう馬が多いから、スローペースにはならへんのとちゃう。激しい先行争いがなくても、やや速めの平均ペース。いまの中京は、開幕週の先週でも差し馬が届いていたみたいやし、ここは差し馬狙いでええんちゃうかな?」
僕:「う~ん。確かにね。それよりも、前走を好走してここに臨んでいるのがサトノソルタスとマイネルサーパスだけと、好調なのかどうかさえわからない面々。 難しいんだけど、潜在能力で判断すればラストドラフトかな。桜花賞馬、オークス4着、ヴィクトリアマイル3着のマルセリーナを母に持ち、新馬勝ち2戦目で京成杯を勝ってクラシック候補にまでなった馬。弥生賞7着、皐月賞7着のあと休養、オクトーバーS8着で期待は大きく崩れたけど、休み明け2走目で本来の走りを見せれば、ここは突き抜けてもいい馬。マーフィー騎乗はまだまだ厩舎の期待の現れ、か。 休み明けの一戦となるタニノフランケル。ご存じウオッカの第4仔。アイルランドで繁殖生活の入ったウオッカだが、欧州の重厚な種牡馬の血が合わないのか産駒は日本で活躍できずにいる。その中で、徐々に力を発揮し始めたのがタニノフランケル。今年から重賞を連続走り続け、3,2,10,8,6,4着。休養前の小倉記念は勝ち馬メールドグラースから0.1秒差の4着。重賞勝ちまでもう一歩のところまで来ている。理想は逃げだが2番手でも十分対応。多少の流れの速さは押し切るだけの力を得た・・・・・・と見る。 好調さならマイネルサーパスか。ラジオNIKKEI賞2着、オクトーバーS5着、アンドロメダS1着。中団から脚を伸ばせば差し脚は脅威。問題は大外枠16番と3歳でハンデ頭55㌔。ま、古馬に56㌔以上のハンデを与える実力馬がいない、というのが本音かも。 8歳になるが差し展開になると侮れないのがショウナンバッハ。去年の中日新聞杯2着。ここ3走も33秒6、33秒6、33秒3と切れ味に衰えはない。いつも人気薄だが、メンバーがメンバーだけにそこそこ人気がイヤ気だが。 4歳でまだ7戦目のディープインパクト産駒サトノソルタス。前走でやっと3勝クラス卒業は戦歴不足。まだまだ上昇の余地はありそうだ。 あと一頭は、思い切ってアドマイヤジャスタ。2歳時、ホープフルSをサートゥルナーリアの2着。これは強くなる・・・・・・と思ったんだけど、すみれS2着のあと皐月賞8着、ダービー18着、京都大賞典15着、福島記念12着とまったく。追切りは『良』とのこと、気持ちの問題か? すみれS2着、皐月賞8着と相性の悪くないベテラン岩田康誠騎乗で復活あれば・・・・・・」
天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、⑧⑨⑪⑫⑬⑯、30点×100円。3連複ボックス、⑧⑨⑪⑫⑬⑯、20点×100円。3連単、ラストドラフト・タニノフランケル2頭軸マルチ⑨⑪-⑧⑫⑬⑯、24点×100円」
天使:「そうかぁ、ほな、それでいこか。ではでは」