天使:「9頭立て、少頭数やな。ここは買い目を絞らんと、トリガミになりそうや。阪神開幕週、ここんとこ続いてる高速馬場になるか?も狙い馬に影響してきそうやな」

 

悪魔:「開幕週だけに、余計にそうかもしれんね。ここは前行くんはタニノフランケルかブラックスピネル。一緒に走った小倉大賞典は2番手を並走してた2頭。微妙やね」

 

 僕:「どちらも抑えは可能だから、競り合うことはないだろうね。スタートすぐに武豊・タニノフランケルが先手を主張して、三浦皇成・ブラックスピネルは2番手。出遅れることもあるステイフーリッシュだが、まともなら3番手。プラチナムバレット、ギベオン、メールドグラースあたりが続く展開。サンデーウィザード、ノーブルマーズあたりも、できれば前めで戦いたい。完全な差しタイプはブラックバゴだけ。高速馬場を意識して早めに動く馬がいたら、意外と差し競馬になるかもね。ま、開幕週、阪神内周りの芝2000m。普通に考えれば先行有利なんだけど。 ここは好位で競馬するギベオンを中心に。中日新聞杯を勝ったあと金鯱賞6着、ダービー卿チャレンジカップ5着。もひとつの戦績だが、金鯱賞はG1級のメンバーだったし、ダービー卿は0.3秒差、巻き返しは可能なタイム差。前走はハンデ頭の57.5㌔も影響した、か?鞍上も蛯名正義から福永祐一に乗り替わりプラス材料。 G1・大阪杯は出負け後方、なす術なしの13着ステイフーリッシュ。その前3走は重賞で3,2,2着。元々、新馬勝ち即のホープフルSで3着。素質は十分の馬。 高速馬場で恐いのは、やはり先行するタニノフランケル、ブラックスピネルだろう。 タニノフランケルは、活躍できないでいるウオッカの仔のなかで唯一重賞に手が届きそな馬。開き直ったかのように先行に執着して重賞でも通用するようになった。武豊が作り出すペース次第。 そのペースに乗じるのがブラックスピネル。4歳時にエアスピネル相手に京都金杯2着、東京新聞杯1着した充実ぶりには程遠いが、小倉大賞典0.3秒差7着、新潟大賞典0.4秒差5着、少しの展開利があれば馬券圏内。 前走、新潟大賞典を鮮やかに差し切ったメールドグラース。好位差しタイプだったが、レーン騎乗で上がり33秒0の切れ味。本格化か?ただ、冷静に考えれば7番人気、外差しがハマったレースでもあった。ここでも強さを見せれば本物。 去年秋から4走すべて着外のノーブルマーズ。目黒記念2着、宝塚記念3着、いつ来てもおかしくない実績。阪神コース2.2.1.2、安定した実績。侮れない」

 

天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③④⑤⑥⑦⑨、30点×100円。3連複、ギベオン軸③-④⑤⑥⑦⑨、10点×100円。3連単、ギベオン・ステイフーリッシュ2頭軸マルチ③⑥-④⑤⑦⑨、24点×100円」

 

天使:「ほぅ、ギベオン・ステイフーリッシュ軸か。ここは、なんとか3連単をゲットしたいレースやな。ほな、それでいこか。ではでは」