天使:「ここは正直、難しいレースやな。この馬やったら・・・・・・いう馬はおれへんし、これはいらんやろ・・・・・・とアッサリ切れる馬も少ないな。重賞でアナをあける実力を十分にもった馬がゴロゴロ。この辺の選択が、ホンマ、難しい」

 

悪魔:「先週もそうやけど、馬場が乾いて高速化しているいまの東京競馬場。とくに上がりのタイムがメチャ速い。スピードと切れ味のある馬かどうか?で選択した方がええみたいね」

 

 僕:「33秒台の上がりはもちろん、32秒台の上がりも出ているからね。あっちゃんの言う通り、スピード馬優先かな?過去を見ても、ここ5年で1分19秒台が3回出ているこのレース。展開を考えると、逃げるのはブロア、番手にトゥザクラウン、ロジクライが続き、好位にキャナルストリートかな。先行馬の数は少なそうだが、ブロアは1200mで逃げまくっている馬。1400mでスローに落とすほどの器用さはないだろうから、少なくとも平均ペースで流れるだろう。スピードに自信のあるトゥザクラウン、ロジクライが前で優位に運びそうだが、先週日曜日は外差しも効いていたので、ゴール前でゴロッと着順が変わることも頭に入れておきたい。  中心はロジクライ。前走の高松宮記念は、さすがに初のスプリント挑戦、それもG1。歯が立たなかったが、その前の阪急杯では3着、低迷から脱出ぎみ。去年の夏から秋はマイル重賞で2,3,1着の好成績。ペースによって先行・差し自在の脚質は信頼できる。東京マイルで1分31秒7、2番手を進み上がり33秒9の脚があれば、ここでは勝ち負け。 1400mを連勝してようやくオープン入りのトゥザクラウン。全兄にトゥザグローリー、トゥザワールドがいる良血。本格化なれば重賞も即突破か?と思われるが、初重賞挑戦である限りは疑ってかかることも重要。ここは試金石と見た方が無難。有力候補ではあるけどね。 東京、内枠に入った時は鋭い内差しのあるサトノアレス。去年のこのレースでも内からタイム差なしの3着。前走の東京新聞杯でも内から3着と好走。朝日杯フューチュリティS覇者というイメージはなくなったが、東京重賞、内枠内差し、間違いなく2,3着に突っ込んでくる安定感は光る。 重賞2勝、朝日杯3着、世代を引っ張ってきたタワーオブロンドン。NHKマイルカップ12着、キャピタルS2着、東京新聞杯5着と翳りが見られるようになった。2戦2勝の芝1400mになって、変わり身あるか? 全姉がスプリント重賞2勝のエントシャイデン。3歳秋から3連勝で頭角を現し、阪急杯は7着。東京マイルで32秒3という鬼脚があり、切れ味勝負なら突っ込む可能性アリ。 ダービー6着後、2年の休養後低迷していたスマートオーディン。1.8秒差12着、2.5秒差15着、1.6秒差9着、0.4秒差10着のあと阪急杯を最後方から直線だけでブッコ抜いた。着順より着差を見てみると、復活の傾向は確かにあった。2,3歳は重賞3勝、東京スポーツ杯2歳Sでは32秒9、毎日杯では32秒7の上がりタイムで勝っており、外差しが効くならまとめて差し切る、か」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③④⑥⑨⑪⑯、30点×100円。3連複ボックス、③④⑥⑨⑪⑯、20点×100円。3連単、サトノアレス・ロジクライ2頭軸マルチ③⑥-④⑨⑪⑯、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」