天使:「ダービーを見据えた芝2400m戦。ダービー勝ち馬こそ出てないけど、ウインバリアシオン、フェノーメノ、2着馬は出てる。やっぱり基本は距離延びてええ馬。東京の広いコース向きの差し馬が本領発揮しそうやな」
悪魔:「雨量は少ないけど週の後半は雨模様やっただけに、馬場はやや重やろうか?先週みたいな上がりの速い瞬発力勝負とは、ちょっと違うみたい。そこんとこに波乱の目があるかもね」
僕:「典型的な逃げ馬がいないし、展開もつかみにくい。ハイペースには、先ずならないだろうね。後方一気差しは辛いかな。かといって逃げ・先行馬がいいか?といえばそうでもない。東京芝2400mを前で粘り切るのは、相当なタフさが必要。中団から、もしくは好位から長くいい伸び脚を使える馬が狙い。 中心はランフォザローゼスか。父キングカメハメハ、母父ディープインパクト、申し分ないニックスに、母系はエアグルーヴが祖母という活気あふれる牝系。新馬勝ち後、葉牡丹賞2着、京成杯2着。ダービーへ向けて、ぜひ権利を取りたいところ。京成杯はスローペースで3番手、前目に位置したが、ルメール騎乗なら好位でじっくり直線勝負となるだろう。 全兄がダービー馬マカヒキというウーリリ。新馬勝ち即、毎日杯に出走。ランスオブプラーナのクビ差2着は素質の良さの証明。しかも、4カ月ぶり、+16㌔の馬体重から叩き2走目はプラス材料しかない感じ。ディープインパクト産駒だが、全兄のマカヒキ、全姉のウリウリが緩い馬場でも好走しているだけに、タフな馬場になっても問題ないだろう。 未勝利脱出に5戦かかったが2,2,4,2,1着と勝てそうで勝てない状態だったバラックパリンカ。未勝利勝ち後の山吹賞ではカウディーリョの0.2秒差3着と、そう負けてはいない。強い相手でも格負けしないタイプ。母は重賞2勝、秋華賞3着のアプリコットフィズ。母の伯父マンハッタンカフェ、自身の伯父にクレスコグランド、ダービーフィズという良血。侮れない血統だ。 母が重賞3勝、オークス3着のディアデラノビアというのがカウディーリョ。3戦2勝、本格化はまだ先かもしれないが、血の良さで対応も。 開幕2週目のやや重馬場なら、というのがサトノラディウス。3戦2勝、3着1回で臨んだ弥生賞は重馬場に脚を取られ、メイショウテンゲンの0.7秒差6着。芝2400mは梅花賞1着で経験済み。 同じく傷みの少ないやや重馬場なら・・・・・・というのがトーセンカンビーナ。こちらもディープインパクト産駒。新馬戦、重馬場で2着あり、やや重程度は苦にしないかも。セントポーリア賞0.1秒差3着、アルメリア賞0.2秒差2着。7戦目という実戦経験を生かせば。 2戦2勝で現在1番人気のピースワンパラディだが、前走、33秒0の上がりタイムで人気上昇と思われるが、あの切れ味はマイルならでは・・・・・・という気がする。母父アグネスデジタルからは距離疑問。ここは思い切って外し」
天使:「思い切ったな、1番人気外すか。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、③⑥⑦⑪⑭⑯、30点×100円。3連複ボックス、③⑥⑦⑪⑭⑯、20点×100円。3連単、ランフォザローゼス・ウーリリ2頭軸マルチ③⑥-⑦⑪⑭⑯、24点×100円」
天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」