(この物語は現実の競馬と同時進行の小説です。主人公は競馬で身を立てることを決心したギャンブラー。1978年から現代に時空を超えて飛ばされてきた男。はたして生きながらえるのか?馬券必勝法はあるのか?)
4月7日、深夜。
またまた継続。今回は10回限度の6回目からだから、多少、余裕があるといえば、ある。
だが、買い目予想を続けて行くうちに、これでいいのかな?
細かいことを考え出したら切りがない。
いま、念頭に置くことは『ケセラセラ』だ。なるようになるさ・・・・・・青井戸は自分にそう言い聞かせて、没頭した。
7R。福島④⑧、⑧⑫、④⑪、⑪⑫ 阪神①⑩、⑩⑫、⑤⑫、⑬⑮
中山②④、④⑦、②⑨、⑥⑨
8R。福島⑤⑧、⑤⑨、⑤⑮、①⑮ 阪神①⑥、②⑩、③⑥、⑨⑬
中山①⑤、⑤⑥、馬連③⑤、④⑤
9R。福島②⑬、⑤⑦、⑤⑧、⑦⑬ 阪神3連複①⑥⑦、②⑥⑦、⑥⑦⑧、⑥⑦⑨
中山⑤⑥、⑤⑧、馬連③⑦、⑤⑦
10R。福島②⑤、④⑤、②⑨、③⑨ 阪神③⑦、③⑧、⑦⑩、3連複③④⑩
中山③⑥、③⑦、⑦⑬、⑩⑬
11R。福島③④、④⑨、⑦⑧、⑧⑨ 阪神⑧⑭、馬連④⑭、⑭⑮、3連複④⑭⑮
中山④⑪、④⑬、⑤⑪、⑪⑬
12R。福島①⑦、⑦⑧、馬連①⑬、⑦⑬ 阪神③⑥、③⑦、②⑥、⑥⑫
中山③⑦、⑥⑨、⑦⑪、⑨⑪
さぁ、これで勝負だ!
青井戸は、すべてをリセットして眠りについた。
夢の中では何も考えないように・・・・・・。
(つづく)