(この物語は現実の競馬と同時進行の小説です。主人公は競馬で身を立てることを決心したギャンブラー。1978年から現代に時空を超えて飛ばされてきた男。はたして生きながらえるのか?馬券必勝法はあるのか?)
4月6日、午後。
7R。福島①⑫、①⑬、馬連⑫⑬、⑬⑮ 阪神①③、3連複①②⑤、①②⑥、①②⑨
中山④⑧、④⑩、⑦⑪、⑪⑫
8R。福島⑤⑨、⑦⑨、⑦⑩、⑩⑬ 阪神①⑨、①⑬、⑥⑧、⑥⑨
中山①⑤、①⑨、③⑧、③⑨
中山①⑤、①⑨、③⑧、③⑨
9R。福島⑤⑧、⑤⑫、⑧⑨、⑧⑩ 阪神3連複①③⑤、①③⑥、①③⑨、①③⑩
中山①⑥、①⑩、⑥⑩、⑥⑪
中山①⑥、①⑩、⑥⑩、⑥⑪
10R。福島④⑨、⑧⑨、馬連①⑨、⑨⑪ 阪神馬連④⑧、⑦⑧、3連複④⑤⑧、⑤⑦⑧
中山⑤⑦、⑤⑧、馬連③⑦、④⑦
中山⑤⑦、⑤⑧、馬連③⑦、④⑦
11R。福島②④、②⑩、③⑨、③⑩ 阪神⑥⑩、⑦⑩、⑩⑫、⑥⑫
中山②⑪、⑨⑪、⑪⑬、⑪⑭
中山②⑪、⑨⑪、⑪⑬、⑪⑭
12R。福島①⑧、②⑧、③⑤、③⑧ 阪神①⑩、①⑪、④⑦、④⑪
中山②⑦、②⑧、⑦⑧、⑦⑩
中山②⑦、②⑧、⑦⑧、⑦⑩
さぁ、ラスト3回の大勝負から。
不安いっぱいも、見せちゃいけない青井戸。堂々と振舞ってはみた。が、
風子にはぎこちなさが見えて、
(ホント、さ迷えるギャンブラーだ)
頼りなさに、ただ、ただ、笑えた。
(神様、どうか当たりますように・・・・・・) 神頼みなどしない風子ではあったが。
7R。福島12800円×4、ハズレ。阪神25600円×4、ハズレ。中山51200円×4、ハズレ。限度10回終了、-409200円。
う~ん。ダメだった。仕方ないか・・・・・・。中山7R、⑧プロトイチバンボシが3着争いに敗れた瞬間は茫然自失だった青井戸だったが、ようやく持ち直して次のレースへ向かった。
8R。福島100円×4、ハズレ。阪神200円×4、ハズレ。中山400円×4、ハズレ。
きょうは、ヤバいな。不調和音。
9R。福島800円×4、ハズレ。阪神1600円×4、3連複①③⑤730円(8倍足らず継続。このレースのみ+5280円)。中山1600円×4、ハズレ。
10R。福島3200円×4、ハズレ。阪神6400円×4、馬連⑦⑧1830円、+66320円。
中山100円×4、ハズレ。
そこそこ手応えのあるプラス。でも、チャレンジなしに最初からいつものように始めていれば、10回目で・・・・・・超大プラス。いや、思うまい。後の祭りは空しいだけ。
11R。福島200円×4、(狙い馬1頭が取消し。見送り)。阪神200円×4、ハズレ。中山400円×4、(狙い馬1頭取消し。見送り)
福島は取消し以外の3点から的中が出たけど、これも仕方がない。予定外の取消しがあれば見送りと決めたからには。
12R。福島400円×4、ハズレ。阪神800円×4、ハズレ。中山1600円×4、ハズレ。
またもや途中、残り5回で明日へ継続となってしまった。
ま、残り3回だったきょうよりは・・・・・・プレッシャーも少ない。
これからのためにも、これぐらいのプレッシャーは撥ね返さないと。
青井戸は明日、6回目から続行することに決めた。
本日は、-409200円、+5280円、+66320円で、トータルは-33万7600円。
10回限度にしてからのプラスは87万8260円はだったから、これで+54万660円。
大きな目減りだが、また、増やして行くしかない。
心新たに、青井戸は前を向くしかなかった。
(つづく)