天使:「最強の1勝馬、エタリオウの始動戦。ま、ここは天皇賞春の前に重賞勝ち馬になって箔をつけておきたいとこやな」

 

悪魔:「勝ち鞍は未勝利戦だけやけど、青葉賞2着、神戸新聞杯2着、圧巻は菊花賞をフィエールマンにハナ差の2着。現4歳馬ではトップクラスの実力。そやけど、1勝馬。そのまんまで天皇賞春制覇いうのんも話題としては凄いんやけど、やっぱり陣営としては、まず重賞ウィナーにしたいやろね」

 

 僕:「重賞ウィナーも大切だろうけど、あくまでも大目標はG1制覇。ここは始動戦。それでも、このメンバーなら勝ち負けだろうね。中心は仕方なし。初の中山、小回りコースが多少問題だが、中山・芝2500mに好実績のあるステイゴールド産駒。問題ないと思うよ。 展開を考えると前に行くのはメイショウテッコンか?日経新春杯では出負けして後方から、向こう正面で一気にマクって出たけど、ここは1番枠だしスンナリ先手を取るか?絡んでくるとしたらグランアルマダだろうが、ムリに競り込むとは考えられない。3,4番手にクリンチャーとカフェブリッツ。スローを意識してエタリオウが中団前あたりか?サクラアンプルール、ルックトゥワイスらがエタリオウをマーク、という展開。先行馬に注意かな。ただ、いまの中山は内が荒れてきているので、外伸びの馬場になれば切れ味勝負。 エタリオウの相手筆頭は先行展開利を生かすメイショウテッコンか。強いレベルの4歳。ラジオNIKKEI賞勝ち、神戸新聞杯ではワグネリアンの0.1秒差3着、2着だったエタリオウとはアタマ差。中山は初だが先行タイプ、コーナー6つの2500mはむしろ有利か。課題は馬場の荒れた内を通り過ぎないこと。そのためにも、やはり先頭を切るか? 海外遠征惨敗帰りの有馬記念も15着惨敗というクリンチャー。遠征前は京都記念1着、阪神大賞典3着、天皇賞春3着、中長距離ではトップクラスの戦績だけに、持ち直していればここでも上位争い。 差してくる中ではやはり、サクラアンプルールとルックトゥワイスか。 8歳となったサクラアンプルールだが、ここ3走、一線級相手に天皇賞秋0.8秒差6着、有馬記念0.7秒差7着、AJC杯0.6秒差5着。好調を持続。3.1.2.4、得意の中山なら一発あっても不思議ではない。 2度目の重賞挑戦・日経新春杯でグローリーヴェイズの半馬身差2着、ルックトゥワイス。1000m通過58秒3というハイペースに乗じた面もあるが、16戦中で最速の上がりが11回という瞬発力が武器。スローでも届かすか。 アナは昨年の2着馬チェスナットコート。天皇賞春0.3秒差5着以降は目黒記念11着惨敗、オーストラリア遠征惨敗と下降線だが、まだ5歳、成長力はある。立て直しあれば」

 

天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①④⑥⑦⑪⑫、30点×100円。3連複ボックス、①④⑥⑦⑪⑫、20点×100円。3連単、メイショウテッコン・エタリオウ2頭軸マルチ①⑦-④⑥⑪⑫、24点×100円」

 

天使:「トリガミも、アリやけど。ほな、これでいこか。ではでは」