天使:「そろたな、18頭。人気はなくても、なんか侮れへん馬がいっぱい。超難解なレースになりそうやな」

 

悪魔:「実績馬と新興勢力、4歳馬も5頭が参戦。ホンマ、迷うね。展開考えたら逃げ・先行、好位タイプも多いんで、ペースは速くなるんちゃう?頭数が多いだけに後ろの馬もサバくのに苦労するやろうけど、基本は差し馬有利?」

 

 僕:「エイシンティンクル、オールポッシブル、レーヌミノル、ハーレムラインあたりが行くだろうね。2,3番手で控えられる馬が多いが、ライトフェアリー、アルーシャ、アマルフィーコースト、リナーテ、先行・好位タイプも多いので位置取り合戦は熾烈。すんなりした流れにはまずならないだろう。差し中心。 ターコイズSを勝って1年前を再現するか?ミスパンテール。去年は清水SからターコイズS、京都牝馬S、阪神牝馬Sと重賞3勝を含む4連勝。ヴィクトリアマイルから3走、崩れを見せたが復活。ここでは№1の実績、いまの京都の荒れ馬場も苦にしない。自在に立ち回れるが、基本は差し脚。中心でいいだろう。 ターコイズSでミスパンテールの2着リバティハイツ。ターコイズSは10番人気と人気がなかったが、3歳春はフィリーズレビューを勝った馬。桜花賞も6着と大きく崩れていない。8戦して着外は桜花賞6着と札幌のクイーンS10着。重賞勝ち馬にしては地味な存在のリバティハイツだが、意外と堅実駆け。 差し脚が強烈なのはベルーガとワントゥワン。 ベルーガは長期休養がありまだ4戦。ファンタジーSを4コーナー10番手から差し切った脚は脅威。前走、タンザナイトS5着は距離1200m、この馬には忙しすぎた。1400mは最適距離、復活あるか。不安は2番枠、どこかで上手く外に出すことができるかどうか? ワントゥワンは自慢の切れ味で牡馬相手に重賞3連続2着。ここ中心視しても不思議でない馬。ただ、それまでの実績はなく、2カ月間隔を空けた阪神カップは7着。3連続2着は実力+勢いがあった、ともいえるんだが。それでも差し展開を考えると、やはり牡馬相手に3連続重賞2着は大きい。 このあとが難しいんだよね。候補となるのが5,6頭ひしめいた状態。思い切るしかないね。 ターコイズS0.3秒差7着、そんなに負けていないリナーテ。半兄はサトノダイヤモンド。血統からはG3はすんなり突破して不思議のない馬。  アナ馬はデアレガーロ。去年の2着馬。前走、スワンS0.7秒差6着、牝馬限定重賞なら・・・。外差しがきく馬場、真ん中枠もいい」

 

天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②④⑩⑪⑭⑮、30点×100円。3連複ボックス、②④⑩⑪⑭⑮、20点×100円。3連単、ワントゥワン・ミスパンテール2頭軸マルチ⑪⑭-②④⑩⑮、24点×100円」

 

天使:「そうかぁ。ほな、それでいこか。ではでは」