天使:「両レースともに中心に選んだ2頭でワンツー。ま、波乱なしやったな。神戸新聞杯はエポカドーロが出遅れて波乱ちゃ波乱やったけど、3着のメイショウテッコンを入れずに馬単1,300円ゲットだけ。オールカマーは選んだ6頭で1~6着。完璧やったけど、1,3,2番人気で決まってしもたら、もう、トリガミ必至や。馬単690円、3連複490円、3連単1,640円、ゲットしても涙が出そうな配当やったな。年間トータルは、馬単-22,590円、3連複-2,440円、3連単-39,930円」

 

悪魔:「神戸新聞杯やけど、エポカドーロの強さは『レースで一番いい位置を取り切る強さ』。捲りなどで展開が乱れた時に不安で中心にはでけへん・・・・・・いうてたけど、まさか、まさかのスタートでの躓きやったね。後方、ワグネリアンより後ろからのレースやった」

 

 僕:「エポカドーロはワグネリアンのあとを追っかけて、直線、上がりを見せたんだけどね。前3頭に2馬身半も離されてゴール。後ろから来たエタリオウに完全にちぎられたからね。やはり、位置を取れなかった時のエポカドーロはやや劣る。勝ったワグネリアンは気合が入り過ぎてかかる心配があったけど、乗り替わった藤岡康太は後方でよく我慢させた。直線はさすがダービー馬という脚で、計ったようにメイショウテッコンを差し切った。エタリオウは最後方待機。直線の脚は凄まじかったね。はワグネリアンに半馬身差、メイショウテッコンをアタマ差交わし切った。長距離での実力はワグネリアンと匹敵するかも。3着のメイショウテッコンはエポカドーロの後方からの競馬の恩恵を受けての好走。1000m通過61秒9のスローペース。エポカドーロがまともに出てたら、こうラクには行けなかっただろう。それでも、ワグネリアン、エタリオウから小差。すんなり逃がしたらしぶとい馬、ということは証明したけどね」

 

天使:「オールカマーもダービー馬と皐月賞馬の対決やった。こっちは1歳上の年代。2番手のアルアイン、中団後ろのレイデオロ。ゴール前はクビ差の勝負。3着以下には3馬身の差を開けて、ホンマ、こっちは2頭がG1馬の貫禄を見せよったな」

 

悪魔:「休み明け、調教過程に不安のあったレイデオロ、アルアインやったけど、まったくの杞憂やったね。俺にしても3着争いは大接戦。クビ、アタマ、半馬身やったけど、2番人気のダンビュライトが内から伸び勝って、ホンマ、トリガミになってしもた。惜しいのんはメイショウバッハえ。単勝108.7倍、前走3着でも変わらずの人気薄やった。ゴール前100mの伸びはもの凄かったもんね。クビ、アタマの5着。あと2冠歩あったら3着あるか?いう脚やった」

 

 僕:「1000m通過60秒5、ミライヘノツバサやガンコがもっと行くと思ってたんだけど、行かずにアルアインが2番手。マイネルミラノは平均ペースで折り合っちゃった。後方2頭目から、大外を回ったメイショウバッハには、精一杯だったかもね。アルアインは直線、勝利を完全に意識したと思うけど、レイデオロが内から差し切るとは・・・・・・。レイデオロは、直線、一瞬行き場を失くしかけたんだけど、ルメールは内を選択。ものの見事に内から抜け出した。レイデオロは行き脚の無さ、アルアインは坂を上がってからの粘り、ともに休み明けの不満を語っていたが、それでも2頭のマッチレース。次走はさらに強さを見せることになるだろうね。とにかく、2頭の強さが目立ったレース」

 

天使:「ま、そんなとこかな。来週は、いよいよG1。、スプリンターズSや。レッドファルクスにデムーロが乗られへんのがどう出るか?なんせ、3連覇がかかってるからな。ほな、このへんで。ではでは」