天使:「重馬場予想がやや重になってしもたけど、3頭がぶっ飛ばしてハイペース。差し馬の競馬になるかと思たけど、なんと、なんと、先行馬決着。選んだ6頭から来たんは、勝ったエポカドーロだけやった。2着サンリヴァル、3着ジェネラーレウーノ、予想は完敗やな。年間トータルは、馬単-7,730円、3連複+3,390円、3連単-35,880円」

 

悪魔:「やや重馬場で1000m通過が59秒2、ほんま、ハイペースやったけど、アイトーン、ジュンバルロ、ジェネラーレウーノの3頭が後ろを10馬身も離して逃げた。そやから、2番手グループにとっては平均ペースになってもうたね。今回のレースではベストポジション」

 

 僕:「やや重とはいえ、内は相当悪くなっていて、外は芝が伸びて長くなっており、水分を含んで脚をとられる馬場。強烈な差し脚がきかなくなっていた。4着以降にステルヴィオ、キタノコマンドール、グレイル、ワグネリオンと続いて入着しているけど、後ろからではそこまでが精一杯ということ。雨量は少ないけど全体に軟弱な馬場になっていたことが、道悪の巧拙が出やすい馬場になっていたことも影響しているよね。重馬場を苦にしない先行馬が1,2,3着。エポカドーロは、前走、スプリングSでもコスモイグナーツがハイペースで大逃げを打ったお陰で、自身は逃げているのと同じ状態。今度はどうか?と思ったけど、3頭がドンドン行ってくれたお陰で平均ペースで逃げたと同じ。直線は、かなり余裕があった。後ろの人気馬が来ないんだから。良馬場のスプリングSでもステルヴィオとはハナ差。後ろが馬場に脚をとられ伸びて来ないんだから、楽勝だった。前には行くが、自分のペースは守れる馬。かなり能力は高いよ。2着のサンリヴァルは、ホープフルS4着、弥生賞4着。の先行馬でもイブと差は感じさせていた馬。エポカドーロのすぐ後ろからレースの流れに乗って2着を確保。この馬もハイペースに巻き込まれるか?と思ったけど、ホント、いい位置で折り合えたのが好走の因。サンリヴァルに離されて、辛くも3着に粘ったジェネラレウーノはハイペースをつくり出した3頭の内の1頭。その中での3着は立派。後方から来たステルヴィオにはクビ差まで詰め寄られたが、ガクッとバテなかったところは、やはり重賞勝ち馬、というところ。ダービーは馬場状態がどうなるか?展開がどうなるか?まだわからないけど、ますます混戦となるだろうね。距離が延びるし、広い東京競馬場になるし、いえることは、このままの結果では収まらないだろうということ。皐月賞メンバーでもそうなのに、ダノンプレミアムが復帰するのか?皐月賞不出走組から『新星』候補も出て来るだろうし、ダービーは稀に見る混戦になるかもね」

 

天使:「ホンマ、ダービーはわけわからん状態になってきたな。人気倒れになった差し馬の逆襲はあるんか?広い東京、長い直線、普通に考えたら『差し馬の逆襲』やけどな。ま、そいうことで。ほな、また来週、ちゅうことで。ではでは」