天使:「どうも歯車が噛み合えへんなぁ。アメリカジョッキークラブカップは6頭目をマイネルミラノとディサイファで悩んで、ディサイファを取ったら、3着マイネルミラノ、4着ディサイファ。ゲットしたんは1着ダンビュライト、2着ミッキースワローの馬単1,120円だけ。東海Sはすべてテイエムジンソクの1頭軸で行って、2着に13番人気のコスモカナディアンに来られてしもた。テイエムの相手を冒険でけへんかったんが悔やまれるな。年間トータルは、馬単-12,010円、3連複-14,000円、3連単-18,400円」

 

悪魔:「新年早々、買い目予想は散々やね。予想の大筋はそんなに悪くないんやけどね。ま、予想を楽しむのが第一やから、マイナスは気にせんでいこ。アメリカジョッキークラブカップも人気のゴールドアクターは不安いっぱい・・・・・・ちゃんと当たってたんやから」

 

天使:「そうや。押さえよりも外すべきやったな。そしたら、ディサイファもマイネルミラノも6頭の内に入れられとったのにな」

 

 僕:「残念だけど、それは結果論。ディサイファの方を取ったんだから仕方ない。アメリカジョッキークラブカップはマイネルミラノも行くが、内のトミケンスラーヴァが先手を取ると思ったんだが・・・・・・。そうなれば3コーナーからマイネルミラノがペースを上げて出て行くパターン。それだけでなくゴールドアクターやトーセンビクトリーもも前めで勝負。スローにはならない、と読んだアテがすっかり外れてしまって、マイネルミラノがすんなり先頭に立って1000m61秒3のスロー。逃げるマイネルミラノと道中2番手につけたダンビュライトがと最高の位置取りになってしまった。ミッキースワローは後方3番手。3コーナーから捲って行ったけど、マイネルミラノを差して2着に上がるのが精一杯。ダンビュライトに楽勝されてしまった。ダンビュライトとミッキースワローは展開の差。3着マイネルミラノ、4着ディサイファは、予想でも言った通り、去年9月のオールカマーで0.2秒差4着、0.3秒差6着、その走りをすれば、ここでは十分圏内と考えた通り、人気が無さ過ぎたね。2頭の差が同じ0.1秒差とは。9歳ディサイファに乗り替わるのがベテラン蛯名正義、つい心情的にディサイファを取ってしまったが、冷静に判断するべきだった。使いたくても使えず7カ月も延びたゴールドアクター。調教で態勢は整ったとはいえ、万全でない。まさにその通りだった。最初から行き脚もなしに後方、結局、最下位とは。思った以上の惨敗。これは2走目も不安だね。いまの勢いと、このメンバーなら3着以内は・・・・・・思ったショウナンバッハだけど、いつもより前、4番手につけて伸びずに6着。これはショックだね。重賞僅差のレースを続けながら5着、5着、4着。もう3着以内は目の前と判断する裏に、がんばっても4着までの馬、という読み方もある。それを、考えなかった。反省」

 

天使:「ま、そいうことやな。東海Sは2着コスモカナディアンとの着差は4分の3馬身やったけど、3着とは6馬身。4コーナーで持ったままの手応えからして、圧勝やったな」

 

悪魔:「スタートして、行く馬がおれへんから自然にハナに立った感じ。やっぱし、このメンバーたらモノが違う感じやったね」

 

 僕:「コスモカナディアンには追い詰められたような格好になったけど、脚色には余裕があった。着差以上の圧勝だろうね。逃げても、2,3番手でもいい。信頼できる強さだね。フェブラリーSでも当然、人気。ただ、1600mは一度も走っていない距離。そこだけだね、未知の部分は。2着のコスモカナディアンはエルムS4着、ラジオ日本賞4着、そこそこの結果は出していたんだけど、前走休み明けで12着。それで一気に人気を落としていた。いやー、これは盲点だったね。惨敗多く頼んないメンバーの中で、買い材料は持っていたのに。相手を間違ってテイエムジンソク1頭軸をムダにしては・・・・・・、慎重さが冒険心を削いでしまったね。これは情けない。2番人気のディアデルレイは、勝ちを意識して2番手でマークするも、逆に4コーナーでは脚が上がってしまった。勝負に行って力の違いを見せつけられた・・・・・・という感じ。2着から6馬身離された中での3着争い。重賞上位とはいっても辛いレースだった、といえそう」

 

天使:「ま、そんなとこかな。来週で1月も終わり。あっという間やな。ほな、ではでは」