天使:「距離3400m、スタミナ自慢のステイヤーの出番。時代に合わへん長距離レースやからか、出て来る有力馬も限られてくる」
悪魔:「暮れの中山のステイヤーズSを連覇したアルバートやろ。ほんで、このダイヤモンドSを1,1,2着のフェイムゲーム。ステイヤーズSとダイヤモンドSを4年連続のファタモルガーナ、ステイヤーズS2,2,7,2着、ダイヤモンドS6,2,3着、今年はどやろか?」
僕:「それに加えて菊花賞8着、日経新春杯5着のカフジプリンス。若い4歳がどう挑むか?いうところだね。ただ、どの馬も手放しで推せないところもあるんだよね。逃げ馬のいないレース。スローペースは間違いないだろう。好位につけるファタモルガーナを除いては差しタイプ。フェイムゲームが後方からの競馬で1,1,2着、スローペースでも差し馬が活躍しているレースではあるけど、基本、スローペースの他頭数レースは先行有利を考えておくべき。それと、年齢。7歳馬3頭、8歳馬2頭、9歳馬3頭、11歳馬1頭と半分以上が高齢馬。フェイムゲーム7歳、ファタモルガーナ9歳、どうなんだろう?ただ、イキのいい4歳馬はカフジプリンスだけ、5歳馬もキングルアウのみ。このメンバーに限っては7歳馬が高齢とはいえないかも。総合してみれば、中心は6歳アルバートと4歳カフジプリンスに落ち着くかな。ステイヤーズSでも4コーナーで3番手まで上がりを見せたアルバート。5歳暮れにアルゼンチン共和国杯2着、ステイヤーズS1着、いまが一番充実している時かもしれないね。カフジプリンスは4歳の成長期。差しといっても中団あたりから差してくる馬。展開が致命的な不利になるほどでもない。日経新春杯で見せたジリっぽい差し脚は、逆に長距離で生きるはず。6歳で去勢され、3走目となるフェイムゲーム。天皇賞2着馬、このレース2勝、2着1回の実績はグンを抜いてるんだけど、去年のダイヤモンドS以降は実績を残していないのは、やはり気になる。G1出走が3走、G2・1走とはいえ、8,17,5,17着、パターン的には復活は難しい流れ。押さえが妥当かな。9歳ファタモルガーナ。8歳暮れのステイヤーズSでアルバートにクビ差2着。9歳という年齢を考えると『不安』しか出てこないが、内枠1番、番手につける脚もあり展開が味方するかも。9歳だけど、外せない。アナは前走、田辺騎乗で久々に逃げ脚を見せたサムソンズプライド。スローのため逃げに持ち込んだが、上がり33秒台が続出する瞬発力レースとなり4着。いま乗っている田辺が連続騎乗。引き離して、瞬発力勝負にならない競馬をするかも。上手く行けばケイアイドウソジンの逃げきり再現。いつの間にか8歳になってしまったジャングルクルーズ。重賞の一つは取れる素質を持った馬だった。前走休み明けを叩いて、このメンバーなら2,3着に来ても不思議じゃない」
天使:「おっしゃ、ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、①⑥⑦⑧⑩⑫、30点×100円。3連複ボックス、①⑥⑦⑧⑩⑫、20点×100円。3連単、カフジプリンス・アルバート2頭軸マルチ⑧⑫-①⑥⑦⑩、24点×100円」
天使:「ほう、ほな、それでいこか。ではでは」