天使:「シンハライトが故障して大本命不在の秋華賞となったな。オークス1,2着が抜けて3着のビッシュがいまのところ1番人気やな。あと、骨折明けのローズSで惨敗した桜花賞馬のジュエラーがどれだけ挽回してくるか?やな」

 

悪魔:「ビッシュはトライアルの紫苑Sで完勝やったし、元々素質は高く評価されとった馬やろ。紫苑Sは18番枠で後ろからのレースになったけど、中団からいける馬。高速馬場になっても差し届けへん、言うことはないと思うし」

 

 僕:「全部いわれてしまったね。オークスで0.1秒差の3着といい、紫苑Sで見せたレースぶりといい、このメンバーだと安定した本命といってもいいかもね。枠も真ん中枠の10番だし、流れにはスムーズに乗れそうな枠。ただ、前走馬体重が増えてても420㌔しかない馬。心配は輸送で馬体重が減らないか?だけ。ジュエラーはローズSで11着といっても最後は追っていなかったから、額面通りの負けではないけど、2走目で元の強さを発揮できるかどうかはわからない。というのが実際のところ。シンハライトと五分の力をもつ桜花賞馬だけに、押さえる必要はあると思うよ。いまの京都は『超』まではいかないけど高速馬場、先行有利なんだけど、秋華賞は差し馬の活躍が多いレース。先行有利か、差し馬有利か?どう見るかが問題なんだよね。内のエンジェルフェイス、外のネオヴェルザンディが逃げ候補。先行タイプがゲッカコウ、クロコスミア。好位がパールコード、ウインファビラス、カイザーバル、ダイワドレッサー。前行く馬はそこそこ数はいるんだけど、ビッシュ、ジュエラーがどっしり構えるとペースは速くならないような気がするんだね。後ろから来るには、かなりの切れ味がいると思う。ビッシュ、ジュエラーに匹敵するような切れ味を持つのはヴイブロス。ヴィルシーナの全妹ということで早くから期待されていた馬。この秋、ようやく本格化の兆し。紫苑Sでは4コーナーで致命的な不利を受けながら、ゴール前は凄い脚で2着に浮上してきた。前走414㌔、この馬も馬体が小さいのが心配なんだけどね。あとは、前で戦える馬から、逃げ・先行よりも好位。パールコート、カイザーバル、ダイワドレッサーだね。パールコートは前走の紫苑Sは4コーナー5番手から前が詰まって、追うこともできず流れ込んだままの5着。スムーズなら・・・・・・と思える一戦だった。フローラSでチェッキーノの2着。力はあるはず。カイザーバルはローズSでしぶとくシンハライトに0.1秒差の3着。母はG1・2勝のダンスインザムード。ダンスパートナー、ダンスインザダークの『ダンス一族』。じっくり仕上げる角居厩舎、本格化近しかも。ダイワドレッサーはオークス8着も、4コーナー17番手から33秒7の脚で追い上げたもの。最速はシンハライト・チェッキーノの33秒5だから、かなりの脚を使っている。ラジオNIKKEI賞を2番手で粘ってゼーヴィントの2着。もともと好位抜け出しのタイプ。この時期に牡馬相手に重賞2着は立派。現在、単勝34.9倍、人気なさすぎ、だね」

 

天使:「おっしゃ、ほな買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②③⑦⑩⑮⑯、30点×100円。3連複ボックス、②③⑦⑩⑮⑯、20点×100円。3連単ビッシュ・ヴイブロス2頭軸マルチ⑦⑩-②③⑮⑯、24点×100円」

 

天使:「ほな、それでいこか。ではでは」