天使:「レッドオーヴァル、アユサン、クロフネサプライズ、人気馬の外し目正解。買い目のエバーブラッサム、デニムアンドルビーは2,3着。ほんでもって、ないんやなメイショウマンボ。大ハズレはしてないけど・・・ちゅうやつで結果はトータル-49,690円」

悪魔:「桜花賞では入れてたメイショウマンボ。武幸四郎騎乗ということで、アッサリ切ってもたね」

 僕:「ここ何年も低迷し続けている幸四郎、桜花賞の騎乗ぶりで見限ってしまった。きょうは内枠もあって、落ち着いて乗っていたね。父スズカマンボ、母父グラスワンダーだけに距離は十分こなせる血統だったんだけど、失敗。申し訳ない」

悪魔:「桜花賞は18番枠もあって外々回り過ぎてたもんね。来られてみたら、力あんねんから・・・思てしまう。来て不思議のない馬やったね」

 僕:「レースは兄の武豊・クロフネサプライズの逃げ。というよりも、武豊が好位なんかで戦えないから玉砕覚悟だったとは思うが、59秒6のハイペースで逃げて、サクラプレジールとトーセンソレイユが追っかけて、それぞれ潰れてしまったね。内々7,8番手にいたメイショウマンボが直線、スムーズに外に出して、その外からやってきたエバーブロッサムよりいち早く抜け出して押し切った」

天使:「中団外から追い上げたエバーブロッサムは正攻法のええ競馬したけど、メイショウマンボとの差は、内で溜められた分だけの差やったな。3着のデニムアンドルビーは、今回も最後方から。G1ではさすがにあの極端な戦法は通用せえへん」

 僕:「どうやら、馬が行かないみたいなんだよね。3コーナー手前から行き出したけど、さすがにあの縦長の展開で最後方からでは届かない。アユサンをとらえて3着に上がっただけでも、1番人気の面目は確保した感じ。力は本物だからレース運びが課題となったね。アユサンはメイショウマンボのすぐ後ろからソツなくレースを進め、直線も内から伸びてきたが、ゴール前は完全に止まってた。やはり距離だろうね。レッドオーヴァルは直線、一瞬伸びかけたけど馬群に沈んで17着。距離もあるが、負け方が悪すぎるね。クロフネサプライズにいたっては完全な短距離向きと呼んでいた通り。さらにハイペースの逃げは無謀」

天使:「あとはちょっと、見るべきもんがなかったな」

悪魔:「きょうは、メイショウの松本オーナーが幸四郎を乗せ続けて、それに見事に恩返しできた幸四郎、予想は外したけど、それで、よかったんちゃう?」

天使:「まぁな。予想を抜きにしたら、幸四郎の涙はええ光景やったな・・・言うてられへんで、来週はダービー、何がなんでも当てに行くでェ! ほな、ではでは」