天使:「1番人気、ロードカナロア。1番枠いうのは、どうなん?」

悪魔:「極端な枠に入ったね。新中京になって1200mは差し有利。結構外枠が来てるし、内の1番枠て、記憶にないな」

 僕:「難しい枠だよね。出たなりで行ってたら外からどんどん被せられそうだし、出して行ったら、直線、差し馬のエジキになりそう。ただ、馬場が乾いてほぼ良馬場になりそうだから、その点が救いかな。今週、芝も短く刈られていることからスピード競馬となるかもしれない。見るところ、前に行くのはエーシンダックマン1頭。旧コースほど前競りがないかも」

天使:「差し有利の新コースのイメージが浸透しすぎると、みんな直線勝負に賭けて、意外と前がそのままいうこともあるわな」

 僕:「旧コースは明らかに先行有利だったけど、高松宮記念に関しては差し馬が台頭していた。先行馬がドンドン前に行ったせい。なんか、今回は逆の目、みんなじっくり構え過ぎるような気がするんだよね。先行も差しもできる人気馬、ロードカナロア、カレンチャンの出方次第。カナロアが内から行くと、カレンチャンは抑えそう」

天使:「ということは、前が残る?」

 僕:「いやいや、直線に坂もできたし、先行馬はさすがに辛いと思うから、その後ろ、好位から中団前につける馬が狙い目じゃないかな、と」

悪魔:「サンカルロやアグネスウイッシュみたいな、追込みはしんどい?」

 僕:「ちょっと、届かないんじゃないかな。枠的にもカレンチャンが安定。内から恐らく前に出して行くだろうロードカナロアは、行き過ぎないこと。底力のあるダッシャーゴーゴー、最近好調のグランプリエンゼル、4歳のツルマルレオンあたりが恐いね。あと、まだまだ衰える年じゃないジョーカプチーノも4,5番手からの競馬ができれば、一発ある」

天使:「ほう、他には?」

 僕:「思いの外、前がラクなレースならエーシンリジルの何となく2,3着も有り得る」(笑)

天使:「何となくなァ・・・。ホンマ、笑てしまうわ」

 僕:「いやいや、休養明け2戦目、そこそこの力はつけてきているよ。単勝127倍の馬じゃない」

天使:「ま、ええわ。結論いこか」

 僕:「あ、僕? りょーかい。安定はカレンチャンで中心。ロードカナロアは1番枠がどう出るか?で中心にはしがたい。相手筆頭って感じ。あとはダッシャーゴーゴー、グランプリエンゼル、ジョーカプチーノ、ツルマルレオン。究極のアナ馬はエーシンリジル。以上だね」

天使:「果たして、どうなるか? ほな、ではでは」