天使:「11頭立てと小頭数やけど、このあとドバイ行きのトゥザグローリー。G1馬リアルインパクト、レッドデイヴィスの4歳勢。マイルチャンピオンシップの銀メダリスト、フィフスペトル。勢いをつけてきた中山金杯1,2着のフィデラリスト、ダイワファルコン。メンバーは揃てるな」

悪魔:「実力はトゥザグローリーやろうけど、1800mの距離てあまり走ってないんやね。それと、土曜は雨。開幕週やけど、馬場状態も微妙」

 僕:「中心は間違いなくトゥザグローリー。去年もそうだけど、冬場に強い。今の時期にG1があったら、まずG1馬になれるね。(笑) ただ、確かに今回の1800mは微妙。2000m、2200m、2400mで強さを見せる馬。どちらかというと、瞬発力勝負の馬じゃないからね。何かにやられて2着、3着ということもある。道悪も苦にしないだろうし、3着を外すことはないと思うが・・・」

天使:「馬場も微妙やし、中山の1800mは先行有利で展開も影響すんのちゃうか?」

悪魔:「逃げはシルポート1頭。ここんとこ、ずっと逃げて潰れてるけど、去年は春先まで京都金杯、マイラーズカップと逃げ切った馬。逃げ馬1頭いうのんは恐いよ」

 僕:「確かにね。ただ、1600mに良績のある馬。やや長い。それと、この馬、逃げの割にコーナーが多いのは苦手。中山1800mはコーナーを4回まわるので、適してるとは言えない。中山に良績ないしね。ただ、道悪は得意だけに馬場の悪化次第では、要注意。さほどの道悪じゃなかったら、むしろ2番手の馬が恐いね。ここは2番枠に入ったリアルインパクトが2番手かな」

天使:「そやけど、じっくり見たらこのメンバー、典型的な差し馬てあんまりおれへんねんな。場合によっては好位にも行ける馬ばっかり。好調馬も多いから、騎手が価値を意識して早めに仕掛けるかもしれんで」

 僕:「そういや、そうだね。中山得意のフェデラリスト、ダイワファルコンなんかは4コーナーでは先頭集団に取り付いていそう。フィフスペトルはマイルチャンピオンでは3番手につけてたし、レッドデイヴィスも故障する前は先行タイプ。トゥザグローリーも去年重賞を連勝してたころは好位から抜け出してたよね」

悪魔:「う~ん、わからんようになってきたわ」

 僕:「頭数少ないけど、勝ちを意識する馬が多く、意外と消耗戦になるかもね。休み明けの馬には辛いかも」

天使:「頭数の割には難解やな。ここは思い切って攻め予想でいこか? 休み明けの実績馬を消し」

 僕:「だよね。結構、骨太メンバーだし。結論いくよ。中心はトゥザグローリー、2,3着もある。相手は勢いでフェデラリスト、ダイワファルコン。アナはエーヴチェアマン。馬場悪化でシルポート、開幕週でそれほど影響がなかったらネオヴァンドーム。以上で」

天使:「よっしゃ、それでいこか。ほな、ではでは」