天使:「参ったな。またまた大荒れ。根岸Sだけやないし、今回予想せえへんかったけどシルクロードSもやもんなぁ。3連単で根岸Sは1,660,430円、シルクロードSは2,438,990円やもんな。根岸Sは16頭立て単勝13番人気・150.9倍のバトルラインが2着、シルクロードSは18頭立て単勝16番人気・87.5倍のフィオライアが1着。両方とも1~3番人気は馬券に絡まずやからな。まぁ、とんだ予想外れや。ま、土曜日の小倉6Rでは3連単史上最高額の58,367,080円が出たということやけどな。ただ、結果見たら、誰でも遊びで思いつきそうな馬選び。1着が単勝18番人気・カシノアリーナ、2着が単勝17番人気スッサンエア、3着に単勝10番人気コンフィアンサ。予想が外れっぱなしでヤケクソ気味になった時、『大アナから買おうか』と思う時もある。その究極が最低人気から……この6Rのように18頭立てなら18番人気を1着に、2着は17番人気、3着は総流し。100円馬券で16点、1600円。そう高くつく遊びでもない。『そやけど、そんなマンガみたいには……』思っても実行には移さないことが、まさに現実で起きた感じ。しかも、的中は1人だけで5836万円強やて。その人がどういう考え、根拠でその馬券を勝ったんかは知る由もないけどな。ま、その人には大拍手やね。年間トータルは、馬単-9,570円、3連複-6,670円、3連単-16,800円」

 

悪魔:「なんか話は横にそれた感じやけど、とにかく根岸Sは人気馬が酷かったね。1番人気のインユアパレスは『返し馬の段階で様子がおかしかったです』と鞍上・川田将雅。2番人気エンペラーワケア6着は『この馬の能力を考えれば、普通なら勝っていると思うのですが、本来の状態ではなかったのかもしれません』と、鞍上・西村淳也。3番人気ウェイワードアクト7着の鞍上・戸崎圭太は『感触良く行けて、そのまま押し切れるかと思いましたが、ラストでバタッと止まってしまいました』と語る。何かしら状態に問題が起きたようやね。人気馬3頭そろって……というのは、ホント、まれなケースやけど、こればっかりは予測のしようがないからね」

 

 僕:「逃げ馬不在のレース。1枠1番からウェイワードアクトが逃げに出て、マテンロウコマンド、エンペラーワケア、サントノーレが2番手グループ。その後ろにロードフォンス、インユアパレス、フェブランシェが付ける展開。3ハロン35秒5と過去の根岸Sでは遅めに当たるペース。前に行く馬たちの余裕の展開に見えて、人気通りの順当な結果になると思えたんだけどね。直線半ばでは、ウェイワークアクトの戸崎圭太は『勝てる!』と思ったろうね。ロードフォンスが迫って、一気に抜け出してから流れが変わった。中団にいたダノンフィーゴ、後方3頭目から差したバトルクライが猛追。とにかく、13番人気・単勝150.9倍のバトルクライの2着には驚き。22年ユニコーンS3着、23年根岸S3着の実績はあるとしても、もう7歳、好実績は過去のものな感じだったからね。これは『脱帽』。去年の根岸S2着のロードフォンスは、ここ3走・ダート1600mで4,4,5着。『切れ味』不足か?と思われたが、距離もあったのかな。これでダート1400mは全19戦中13戦6.3.3.2。得意距離の強さ。惨敗した人気3頭は次走、体調良化なら期待できるが、『良化』の判断は、難しい」

 

天使:「まぁ、本当に体調良化かどうかは、結果を見ての判断になるからな。ほな、このへんで。ではでは」

天使:「東京のダート1400m戦。1600m戦やったら差し有利なんやけど、1400mやったら先行馬も結構、残ってるからな。今回は、内からウェイワードアクト、マテンロウコマンド、エンペラーワケア、ケイアイドリー、サントノーレ、フェブランシェ、先行・好位馬はいてるけどハナ切るとなると、な。8枠15番枠サントノーレ、16番枠フェブランシェは大外枠でムリしては行かへんやろうから、3枠6番マテンロウコマンドか、6枠11番ケイアイドリー。ハイペースにはならず平均ペースか。ただ、人気のエンペラーワケアが5枠9番、包まれるのを嫌うだけに大外の2頭に被されそうになったら、下げるより前に行くかも。人気馬が動けば、ペースは一気に上がることも、あるかな」

 

悪魔:「ま、平均ペースと考えて、好位もしくは中団あたりからの差し馬狙いが妥当やろね。先行・好位・中団からの差しと、どんな展開でも対応できそうなウェイワードアクト。先行・好位からスピードを生かすエンペラーワケア。好位・中団から安定感を見せるインユアパレス。人気の3頭は外されへんところやね」

 

 僕:「確かにね。展開的にもそうだが、実力的にも安定感。 ウェイワードアクトは11戦6.3.2.0。オープン入りしてからは2,2,2,1,1着。今回、初重賞挑戦だが、前走、霜月Sを勝ってオープン戦連勝中。『重賞の壁』は、まったく感じられない。前走馬体重もパワーあふれる546㌔。 エンペラーワケアは24年根岸S1着、武蔵野S1着。25年はフェブラリーS5着のあと、地方G3・黒船賞3着、地方G1・さきたま杯3着、地方G3・サマーチャンピオン2着。ほぼ5カ月ぶりの実戦となるが、最終追い切りの評価もまずまず、問題点はなさそう。 インユアパレスは、ここ6戦をオープンで2,2,4,2,1,1着。ここ3走が東海S(G2)2着、リステッド競走・エルフS1着、神無月S(オープン)1着。ここ5戦、ダート1400mで2,4,2,1,1着。 ウェイワードアクト、エンペラーワケア、インユアパレス、3頭の安定感ある実力は、ホント、甲乙つけ難いところだ。 4歳牡馬、前走馬体重464㌔。まだ実績の乏しさと、ダート馬としての馬体重の軽さからパワー不足を懸念させるダノンフィーゴだが……。ここ2走、銀嶺S(3勝クラス)1着、コールドムーンS(オープン)1着、成長中の勢いを感じさせる点に注目。最終追い切りも高評価。 あと、アナ馬としては後方差しのオメガギネス、先行・好位残しのマテンロウコマンド。 オメガギネスは展開が流れた時の後方からの差し馬として。3歳、4歳時はレパードS2着、東海S2着、シリウスS2着と重賞で活躍。5歳時は重賞4走したが7,6,4,7着。だが、前々走のリステッド競走・グリーンチャンネルCでは、差し切って2着マテンロウコマンドに4馬身差の勝利。差し脚の展開になれば、末脚は切れる。2枠3番、鞍上が『内差し』得意な岩田康誠なら心強いか。 マテンロウコマンドは鞍上・松山弘平が4戦目から8戦乗り続けている馬。新馬戦から10着、4着、3着だったのが、乗り替わってから1,1,1,1,2,2,10,2着。重賞では兵庫チャンピオンシップ・ダート1400m1着、北海道スプリントカップ・ダート1200m2着、武蔵野S・ダート1600m10着、兵庫ゴールドトロフィー・ダート1400m2着。ダート1400mは7戦4,3,1,1,1,1,2着。鞍の合う騎手、得意距離といえる1400m、先行・好位が展開の流れに合えば……上位粘り込みは可能な存在」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①③⑥⑦⑧⑨、30点×100円。

3連複ボックス、①③⑥⑦⑧⑨、20点×100円。

3連単、ウェイワードアクト・インユアパレス2頭軸マルチ①⑧-③⑥⑦⑨、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」

天使:「小倉牝馬Sはちょっとした快挙やったな。牝馬重賞では当然のように人気馬やったボンドガール、ここ3走の惨敗で専門家の予想からノーマーク扱かいされるようになった。それでも復活があると思ってアナ馬に抜擢したんが大正解。1着ジョスラン1番人気、3着ココナッツブラウン2番人気の、2着にボンドガール8番人気が突っ込んで、馬単6,480円、3連複7,330円をゲット。3連単は、ちょっと冒険してココナッツブラウンとパレハ4番人気を2頭軸マルチにしてしもた。普通に1番人気のジョスランを2頭軸にしとくべきやったな。これは、痛恨。アメリカジョッキークラブカップは1着ショウヘイ3番人気、2着ドゥラドーレス1番人気を3連単の2頭軸マルチにして、『さぁ、他の推奨馬いらっしゃい!』いう感じやったけど、ナント、ナント、3着に来たんは単勝267.9倍、14番人気のエヒト。このレース最高齢の9歳馬やった。このレースは高齢馬が多く出てて、また過去のデータからも高齢馬の複勝率が高く、7歳のドゥラドーレス、マテンロウレオは予想に入れててんけどな。9歳のエヒトは……、マテンロウレオが来るかと思たけど、4着やった。馬単1,740円のみゲット。年間トータルは、馬単-6,570円、3連複-4,670円、3連単-14,400円」

 

悪魔:「小倉牝馬Sは、ホンマ、ボンドガールの快走が一番の注目やったね。逃げたんは意外と思えるブラウンラチェットやったけど、1000m通過59秒5。そこそこ流れたけど、勝ちタイムが1分58秒1と速くて、中団前、好位にいた馬で決着かと思たんやけどね。4コーナー6番手ぐらいにいてたジョスラン、ココナッツブラウンが抜け出して……と思てたら、物凄い脚で馬群を割って出たのがボンドガールやった。折り合いに難があるといわれるボンドガール。初騎乗の鞍上・丹内祐次には強いボンドガールしかイメージなかったんやろね。後方2,3頭目から内へ入れて、折り合い重視。4コーナーでも後方馬群の中で、今回もアカンかと思ったけど、ゴール前の『切れ味』は凄まじかったね。後でレースを見直したら、直線、内から馬群を縫うように外に持ち出し、抜け出してからの脚は、ホンマ、凄かった。これやねんな、ボンドガールの強さは。わずかアタマ差やけど、またまた2着で、これで重賞2着7回目。ホンマ、『最強の1勝馬』健在やね」

 

 僕:「紫苑S2着、秋華賞4着のジョスランも強かった。強いボンドガールとこれだけの競馬をできるんなら、今年4歳は『G1獲り』の大事な1年になりそう。相変わらずレースの上手さを見せ3着に食い込んだココナッツブラウン。高いレベルで安定感のある馬。ただ、強敵相手だと勝ち切るのは難しいか」

 

天使:「アメリカジョッキークラブカップは人気上位陣との実力差が、かなりハッキリしてて、そう大きな波乱はない思てたんやけどな。とんだ見当違いやった。まさか、14番人気(単勝276.9倍)のエヒト。半馬身差で4着はマテンロウレオやけど、アタマ差の5着には16番人気(400.8倍)のサンストックトンが……。ホンマ、大波乱につぐ大波乱も目前まで迫ってたちゅうことや」

 

悪魔:「アウスヴァールが単騎逃げ。1000m通過58秒7の結構なハイペース。向こう正面から目がバラバラな展開になった。アウスヴァール、4馬身差、エヒト、6馬身差、ノースブリッジ、2馬身差、ショウヘイ、6馬身差、ホウオウノーサイド、一団。アウスヴァールは速すぎるが、ショウヘイ当たが一番の好位置やったんちゃうやろうか」

 

悪魔:「アウスヴァールの単騎逃げやったらスローペースと思われてた。それやったらファウストラーゼンの大捲りがあって、ペースが後半一気に上がると思われてたけど、ペースが流れて縦長の展開。ファウストラーゼンは最後方からまったく動かれへんかった。前は辛かったけど、後ろも離され過ぎて辛い展開。勝ったショウヘイは絶好の位置から直線、抜け出して勝利。後方から4コーナー中団、そこからショウヘイには1馬身半差及べへんかったけど2着に突っ込んだドゥラドーレス。これで4走連続重賞2着、勝機に恵まれへんのは辛いとこやけど安定感は抜群。7歳でもまだ13戦やからね……まだまだやれると思うよ」

 

 僕:「人気馬が強さを見せつけたなかで、大外16番枠から積極的に飛び出して2番手を追走したエヒト。8カ月半ぶりの実戦、9歳となって、いくら重賞2勝馬とはいっても、好走材料は正直、ない存在。『びっくり』のひと言。ディマイザキッド、14番手から4コーナー10番手6着。ジョバンニ、あまり好位に行けなくなったか?後方、4コーナー13番手から上がり3ハロン2位タイで7着。ディマイザキッドもジョバンニも位置取りが後方過ぎた。ただ、展開に左右されるのは、まだ、実力が付き切っていないということ。これからの成長に期待、かな」

 

天使:「なるほどな。同じように後方からスタートしたドゥラドーレスが上がり34秒5。デイマイザキッドは上がり34秒6、ジョバンニはドゥラドーレスと同じ34秒5。3頭とも上がりの脚は使えてるんやけど……道中、どう動いて末脚も発揮できるか?の差かな。まぁ、気性的な成長も必要かな。ほな、このへんで。ではでは」