天使:「土曜日の馬場は、やや重。夜も雨は降り続いて、24時を超えて夜中から雨が止み、日曜日、どこまで乾くか?いうとこやな。多少、重さの残るやや重馬場は致し方ないところやろか。ここで注目は、やっぱし、メイショウタバルかな。『逃げて、潰れる』がパターンの逃げ馬。ただ、ある一つの条件の時だけ、とてつもない強さを発揮する。重馬場・毎日杯、1分46秒0で2着に6馬身差の圧勝。やや重馬場・神戸新聞杯、2分11秒8で勝利。やや重馬場・宝塚記念、2分11秒1でG1制覇。馬場は悪いが踏ん張りが効く馬場状態の時、スローやなく、むしろ馬場的にはハイペースとも思えるのに、逃げ切ってしまうんや。去年の宝塚記念なんか、やや重で、3ハロン・34秒8、1000m通過59秒1。このペースで行って、勝ちタイムが2分11秒1て、まるで良馬場のタイムで2着のベラジオオペラに3馬身差の勝利。ホンマ、ハマった時は強い馬やねんな。今回が、そんな馬場になりそうやねんな」

 

悪魔:「メイショウタバルは鞍上も去年と同じ武豊やし、去年の再現は十分やりそう。ただ、今回の相手は去年のダービー馬クロワデュノール、2年前のダービー馬ダノンデサイル、去年のダービー3着馬ショウヘイ。相手となる強豪もそろてる。結構、好位で勝負する馬たちやし、早めに捕まえに出られたら、メイショウタバルもつらいんとちゃう?わからへんけど。関西人はね、『知らんけど』以外に『わからへんけど』も使うんよ」(笑) 

 

 僕:「ま、とにかく馬場がどこまで悪くなるか?どこまで乾くか?が微妙に影響しそうだが、それは推し測るでしかないから、ここでは深く考えないことに。 メイショウタバルの奇跡的な逃げ云々はさておき、ここ中心となるのは、ダノンデサイル、

ショウヘイ、クロワデュノールの3頭。 ダノンデサイルはダービー1着、ドバイシーマクラシック1着とG1・2勝。近2走もジャパンカップ3着、有馬記念3着とトップクラスの戦績。 ショウヘイはダービー3着後、菊花賞こそ14着と敗れたが、神戸新聞杯2着、アメリカジョッキークラブカップ1着。長距離から中距離へ狙いを変えてG1獲りだ。 去年のダービー馬クロワデュノール。去年はダービー制覇後、凱旋門賞挑戦(14着)で苦杯を舐めた。帰国後、ジャパンカップ4着。『去年の後半、凱旋門賞、ジャパンカップと負けて、立て直すという意味でちゃんと時間が取れたかな……と思います』と語るのは、斉藤崇史調教師。8枠15番、大外枠が話題となっているが、『どこでも同じ』と軽く流した。スタートもよく、つねに好位でレースが出来る馬。展開、折り合いに不安はないようだ。 そして、メイショウタバル。あの宝塚記念と、天皇賞秋、ジャパンカップのレースにおける『強さ』が違い過ぎて、何とも納得しずらいが、すべてがメイショウタバル自身……という現実は受け入れるしかない。やや重馬場(重馬場)で良馬場に近い走破時計のレースがかのうなら、力を発揮する。ここは押さえとして必要か。 あと、アナ馬として狙いたいのは、メイショウタバルが逃げて、好位からの『3強』のどれかが、そうはさせじと早めに進出。それに呼応して他の2頭も進出。そうなれば……直線、『3強』の激突。ゴール前、迫るは『乾坤一擲』、後方からの差し脚。これしかない! ファウストラーゼン、タガノデュードだ。 差し脚だけじゃない『大捲り脚』を持つのがファウストラーゼンだ。ここ4走、15,18,12,15着。二桁着順を続けているが、2歳G1・ホープフルSで向こう正面、16番手から大捲り3コーナー先頭。クロワデュノールの3着に粘り切った。3歳時、弥生賞においても13番手から大捲り。ついには先頭のままゴール。その大捲りが封印されたかのように止まり、須貝尚介厩舎に転厩後も惨敗続き。普段の追い切りでは元気いっぱい、走れない要素はないという。やや重馬場の弥生賞で大捲り勝利を飾ったファウストラーゼン。鞍上に岩田康誠を配し、復活の『大捲り』を決めて見せるか。 26戦目にして小倉大賞典1着。重賞初制覇を上げたタガノデュード5歳。23年朝日杯フューチュリティS・0.3秒差5着。後方から差し込んだ。とても手の届かないスーパーホースたちとの戦いではなかった。それから3歳戦を走り、4歳戦を走り、前走、5歳で久々の重賞挑戦。後方11番手から4コーナーで7番手に上がり、直線も懸命に差し脚を伸ばしたら、1着。逃げ切り寸前のケイアイセナをクビ差、差し切った。長く、長くいい脚を使う。それが唯一の長所。あとは、懸命に走るだけ。展開さえ合えば、1頭、1頭、力の限り追い抜いて来る。結果は、あとからついて来るんじゃないか。」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単、④⑤⑮ボックス、6点×200円。④⑤⑮⇔⑥⑬⑭、18点×100円。

3連複、フォーメーション④⑤⑮-④⑤⑮-⑥⑬⑭、9点×100円。④⑤⑮、1点×110円。

3連単、フォーメーション④⑤⑮-④⑤⑮-④⑤⑮⑥⑬⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」

天使:「金曜日の夜現在、やや重馬場の中山競馬場。土曜日は10時頃から小雨が降り続くとの天気予報。ま、そう悪くはならへんやろうが、現状からの回復はムリ。多少は時計のかかる馬場かな。ここ逃げ馬はエンペラーズソード、メタルスピード、ケイアイセナ。馬場が悪くても踏ん張りが効く馬場やったら、結構、ペースは速くなりそうやな。内の馬場は悪くなりそうなんで、直線は真ん中から外差しか。さすがに差し馬いうても後方一気はムリかな」

 

悪魔:「そやね、好位から差せる馬、ブエナオンダ、ファーヴェントあたりが狙いちゃう。京都金杯で5番手から差し切ったんがブエナオンダ、3番手からアタマ差2着やったんがファーヴェント。ブエナオンダは、前走・東京新聞杯をハンデ58㌔を背負って2番手追走15着は気になるけど、2番手追走が前に行きすぎたということもある。やや重3着、重馬場3着から多少の馬場悪化は大丈夫のようやし。ファーヴェントは関東遠征で鞍上は横山武史。ハンデ57㌔は恵まれた方かな」

 

 僕:「確かに、京都金杯の1,2着、ブエナオンダとファーヴェントは、レースの流れを一番読みやすい好位からの差し脚が得意。狙いたい2頭だよね。 ブエナオンダは前走の東京新聞杯は0.8秒差15着。16頭立て15着、とんでもない着順だが、タイム差は0.8秒差。次走、挽回が十分期待できるのが、タイム差1秒以内といわれる。ならば、好位につけ流れに乗れれば……挽回は可能、か。 京都金杯、ブエナオンダのアタマ差2着のファーヴェントは、今回、ブエナオンダ以上に好走条件はそろった感じ。最終追い切り、展開・好位差し、鞍上・横山武史、ハンデ57㌔、どれをとっても不安要素はなし。 人気からはミニトランザット。1枠2番は、内の馬場が傷んで来る度合いにより、やや不安だが、3歳時に京成杯3着、チャーチルダウンズカップ3着の実績に信頼。近4走は、1勝クラスから1,1,7,1着で3勝クラスを卒業、オープン入り。4歳から再び重賞戦線へ名乗りを上げた。ハンデ56㌔、軽量を生かして重賞制覇も可能。 現在、単勝10倍台10頭という、アナ馬大混戦?のなかで、狙っていきたいのが、スズハローム、サイルーン、シリウスコルト。 スズハロームは、前走・リステッド競走・洛陽S1着。14頭立て、4コーナー10番手から最速の上がり32秒7で差し込んで1着。4歳時には、CBC賞・芝1200m・クビ差2着、京王杯スプリングカップ・芝1400m・0.4秒差3着がある。芝1600mは8戦2.0.2.4。悪くはない。 サイルーンは7歳。年齢がやや気になるが、前走、中山記念・芝1800m・0.5秒差7着。9か月半ぶりの実戦でこの戦績なら今回、2走目の良化に期待か。全19戦中・芝1600mは9戦4.3.0.2。やや重馬場0.1.0.1、重馬場はリステッド競走・東風S1着。8枠16番、馬場が内が傷み『外差し』傾向になれば。 同じく、外差し傾向になれば8枠15番・シリウスコルトも。全18戦、芝1600mは4戦、5,11,2,5着。決して得意とは言えない距離も、前走の東京新聞杯は0.2秒差5着。4番手好位からクビ、クビ、アタマ、アタマ差の5着なら、十分戦える距離だ。やや重馬場は2戦2勝。そのひとつは昨年の新潟大賞典、サブマリーナに2馬身差の1着だ」

 

天使:「確かにな。信用でけへん馬が出そろった重賞やけどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②⑤⑧⑪⑮⑯、30点×100円。

3連複ボックス、②⑤⑧⑪⑮⑯、20点×100円。

3連単、ミニトランザット・ファーヴェント2頭軸マルチ②⑧-⑤⑪⑮⑯、24点×100円」

 

 

天使:「日経賞は年齢別複勝率で断トツの4歳勢vs安定感はないものの重賞好実績の馬たちの対戦。データ重視で4歳の2頭を中心にすべきやったな。4歳ミクニインスパイアと、有馬記念2着のコスモキュランダを2頭軸にしてしもた。1着に4歳のマイユニバースで、2着も4歳ミクニインスパイア、3着ローシャムパーク7歳で、馬単3,140円、3連複3,560円はゲット。3連単は外してしもた。高松宮記念は去年、1,2,3着のサトノレーヴ、ナムラクレア、ママコチャにデータ的に問題発生。3頭とも7歳になるねんけど、過去10年、7歳馬の複勝率は7.7%。低すぎる現実、けど外されへん実績。結局、3頭のうち3連単の軸扱いにしたんはサトノレーヴだけやってんけどな。1着サトノレーヴで正解。2着レッドモンレーヴ、3着ウインカーネリアンと予想外のアナ馬が飛んできて、予想は完敗やった。年間トータルは、馬単-19,440円、3連複-7,000円、3連単+5,510円」

 

悪魔:「日経賞は、ホント、4歳馬活躍のデータ。そのまま信用してたら良かったのにね。有馬記念2着で信用したコスモキュランダは、古馬になってから連続好走がないという……まさに、その通りの走り。これがコスモキュランダでもあるワケよね。最近、重賞で強さを発揮できなかったローシャムパークは、久々の馬券圏内。次走も、となると不安もあるが、良くなりつつある傾向はあるよね」

 

 僕:「クリスマスパレードが逃げて、ミステリウェイが2,3番手。ちょっと思わぬ展開になって、4番手から3番手、ここも前目につけたコスモキュランダ7着には、ちょっと辛い展開か。後方から早めに上がったシャイニングソード、マイネルケレリウスも5,6着。好位から伸びたミクニインスパイアが2着、中団後方から進出したローシャムパークが3着。まとめて後方から差し切ったのがマイユニバース。思いのほか、差し馬の流れになったけど、マイユニバースにとっては『精神的成長』が大きかったみたいだね。マイユニバースは前に行って折り合いを欠くことが多いだけに、後方で折り合えたのは大きな収穫。天皇賞春に出てくれば、怖い存在」

 

天使:「高松宮記念やけど、ピューロマジックが行けへんかった。スタートは速かったけどインビンシブルパパが外から抜け出して行ったら、2番手に下げた。4,5馬身離して先頭のインビンシブルパパ。3ハロン・32秒5、速いけど、ピューロマジックの32秒0からすると、遅い。しかも、勝ちタイムが1分6秒6、高速タイムになっては、後ろからの馬では届かへん」

 

悪魔:「10頭の馬が上がり33秒台。15番手にいたナムラクレアが32秒7の上がりで6着、その後ろにいたママコチャが上がり32秒8で9着やもんねぇ。決して悪い数字やない。勝ったサトノレーヴは10番手から上がり32秒4、2着のレッドモンレーヴは11番手から上がり32秒5。いや、とんでもない『切れ味』を発揮背えへんかったら届けへんかった、ということやね」

 

 僕:「4番手好位にいたウインカーネリアン、パンジャタワーが3,4着なのも、高速タイムで前の馬でも勝負できた、ということ。ホント、それを考えるとサトノレーヴの上がり最速32秒4、レッドモンレーヴの上がり2位32秒5は、凄いね。サトノレーヴは、さすがに去年の覇者。懸念された7歳のデータも関係なかったね。レッドモンレーヴは32秒6の上がりで京王杯スプリングカップ1着、32秒2の上がりで京王杯スプリングカップ2着。究極の『切れ味』を発揮する馬だが、得意としているのは芝1400m・芝1600m。さらに7歳という年齢もあって予想には入れられなかった。ウインカーネリアンは先行馬、なおかつ9歳。去年のスプリンターズSの覇者とはいえ、外すしかなかった。ま、どうあっても予想は外れるべくして外れた感じ。2,3着は考え方ひとつで買えるかもしれないが、まず、レッドモンレーヴとウインカーネリアンを同時に推奨することはムリだね。予想が当たることのないレースだった」

 

天使:「ま、確かにな。われわれにとって、当てようのない2,3着の組み合わせや。今週は大阪杯。ここは、がんばりたいもんや。ほな、このへんで。ではでは」