平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -467ページ目

初伝形七本目『介錯』八本目『附込』における身体捌き

昨夜の本部道場定例稽古では、初伝形の術理を覚え、身につけようと言う課題の元、安全に配慮し、鞘付木刀を用いて二人一組で稽古しました。

一本目『前敵』
・敵に両腕を押さえられた状態で、刀に手をかけることができるか?
・両腕を押さえている相手を崩すことが出来ているか?
・両腕を押さえられたまま、力まず刀を抜いていくことができるか?

二本目『左敵』
初級者…軸をぶらさず柄捕りしてくる相手に対応できるか?
上級者…間を読み、柄捕りしてくる相手を触れずに倒せるか?

三本目『右敵』
初級者…軸をぶらさず柄捕りしてくる相手に対応できるか?
上級者…間を読み、柄捕りしてくる相手を触れずに倒せるか?

四本目『後敵』
初級者…軸をぶらさず鞘尻を掴んでいる相手に対応し、崩すことができるか?
上級者…奥の身体捌きにて、鞘尻を掴んでいる相手を崩し倒せるか?

五本目『八重垣』
打太刀と仕太刀に別れ、形の想定を覚える。
打ち込んで来る相手の太刀を受け流せているか?
正しく臑囲いができていて、実際に相手の太刀を容易に受けることができるか?
受け止めた相手の太刀に切られることなく、身体捌きにて相手を崩し、真向斬りにすることができるか?

七本目『介錯』
前進するのではなく、正しく身体捌きが出来、理に適った動きができているか?

八本目『附込』
血拭いの所作が理に適ったものになっているか?
腕を捕ってくる相手を崩しつつ、血拭いの所作で相手を倒せるか?


二刀術理稽古
向こう満子受けからの小太刀の立て方。
正しく己の真向を切らせているか?
それを正しく受け止めることができているか?
小太刀にて相手の中心に割り入ることができているか?


巷の英信流系道場では、こうした術理の稽古は行いません。
ただひたすら指導者が机上の空論的解釈で、形をひたすら抜かせるだけ。

そのような稽古では、実際に敵と渡り合うことなどできるはずがなく、派手な動きも無い単調な稽古に映るこのような細かい術理稽古こそが大切なのです。


業を秘匿とするポリシーでこれまで突き進んできましたが、稽古の様子も公開しなければ、修心流に興味を示す方も募ることができないですし、見た目が派手なだけ、立ち回りが激しいだけの流派や道場とは、根底から求めているものが異なることを示すためにも、少しずつ業を許せる範囲で公開しようかと思います。

と言うことで、この日の稽古のほんの触りですが、術理動画を掲載しますので、ご興味ある方は是非ご覧下さい。








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