今日は君の誕生日。
お誕生日おめでとうございます。
残念ながら君の前でお祝いすることは出来ないけど、遠くからお祝いのメッセージを君に届けたいと思う。
33年前の今日、はじめて見た君はとてもちいさくてかわいかったんだ。その瞬間から君のとりこになってしまったよ。差し出した指を握りしめる力の強さに驚くと同時に愛しく思ったんだ。それからはもうずっと君に夢中。
この写真は、はじめてそれぞれの実家に君を披露しに行った時に撮ったものだよ。みんなとても喜んでくれたんだよ。
そんな小さかった君も今や母となったんだもんね。月日が経つのは早いものだとつくづく思う。
君はもう立派なお母さんなのに、パパの脳内ではまだ一緒に暮らしていた頃のままなんだ。君の笑顔、声、しぐさ、思い出すたびにタイムスリップしてしまうんだ。あたたかい気持ちに包まれるのを実感する瞬間でもあるんだよ。
最愛の君へ。
生まれてきてくれてありがとうね。
いつか会える日が来ると信じているよ。
なかなかうまくいかないのが人生だけど、それこそが人生でもある。
いつ君と会ってもいいように、君の父親として恥ずかしくない生き方をしていくよ。