9月1日は防災の日。関東大震災が起きてから100年が経ちます。南海トラフ巨大地震をはじめとする地震がいつ起こっても不思議はありません。地震には停電がつきもの、最も身近な情報機器であるスマホは電気が無ければただの板です。防災用具の一つとしてモバイルバッテリーを持っているといざという時に命を守ってくれるでしょう。
さて今日の本題です。
仕事で外出する時に欠かせない仕事道具の一つが、Apple M1Max MacBookPro16 2021です。シリコンMacになってからバッテリーの持ちは劇的に改善されましたが、いつでもどこでもMacを使うためにはモバイルバッテリーが欠かせません。
モバイルバッテリーは自分にとっての命綱なので重さやサイズよりも性能第一で選んでいます。その視点で選択して先日まで使っていたのが、Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000) です。バッテリー容量 24000mAhは安心の証ですがいかんせん重くてデカい。仕方ないと思いつつ持ち歩いていました。
そんな時にAnkerから新製品Anker Prime Power Bankの案内メールが。なになに、新しいモバイルバッテリーだとぉ! 実はAnker 737 Power Bankは今年の7月に買ったばかりだったのです。くううう、もっと早く言ってよ・・・
気を取り直して新しいモバイルバッテリーを確認してみたら、なんかとってもいい感じ。なかでも20000mAhのモデルは、737 Power Bankよりもバッテリー容量こそ多少少ないものの、ずいぶんとコンパクトになっています。気になるお値段は19,900円、737 Power Bankよりも安いじゃん。欲しいけどどうしようかな~。
Primeシリーズにはより大容量の(27650mAh, 250W 秋に発売予定)というモデルがあったので秋まで待ってから再検討しようと思った矢先、何気なくAmazonを眺めていたら20000mAhモデルに200台限定特別割引の表示が! こりゃ買うしかない! と思って買ってしまいました。
というわけで我が家には2台のANKER 液晶表示モバイルバッテリーが並ぶことになりました。見た目は似たような製品ですが、ちょうどよい機会なので世代の違いを色々と比較してみようと思います。
まずは外観から(数字は全てメーカーサイトから引用です)
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)メーカーurl
https://www.ankerjapan.com/products/a1336
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000) メーカーurl
https://www.ankerjapan.com/collections/mobilebattery/products/a1289
右側の小さくて黒い部分が多いのが
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)
左側の大きい方が
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
です。
サイズの比較です。
Prime
サイズ 約127 x 55 x 50mm
重さ 約540g
737 Power Bank
サイズ 約156 x 55 x 49mm
重さ 約632g
Primeは高さが約30mm低く、約100g軽くなっています。電車移動で持ち運ぶ時はこの小ささと軽さがありがたいのです。
続いて背面です。丸いのはボタンで、押すと液晶画面にインジケーターが表示されます。
上から見たところ。どちらもUSB-Aポート✗1,USB-Cポート✗2の構成になっています。
新旧モデルで入出力について何がどう違うのか比較してみます。
Prime
入力
・USB-C:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=5A (MAX 100W)
出力
・USB-C1 / C2 出力:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=5A (MAX 100W)
・USB-A出力:5V=3A / 9V=2A / 10V=6.5A / 12V=1.5A (MAX 65W)
737 Power Bank
入力
5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V= 5A / 28V=5A (最大140W)
出力
単ポート利用時
・USB-C:5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A / 28V = 5A (最大140W)
・USB-A:5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A (最大18W) |
合計最大140W
PrimeはUSB-CのA.Bの両端子同時に出力出来るのがいいですね。MacBook Proを2台持っているので後日テストしてみようっと。
最後に裏面。上側のPrimeには見慣れない端子がついています。これはなんだろう? と思ってメーカーサイトを見てみたら、
専用充電スタンド (別売り):MAX 100W ※専用充電スタンド (別売り) は後日発売予定
の表記がありました。専用の充電スタンドがあるようです。
と、写真をみていてなんか違和感を感じました。メーカーの諸元では1mmしか違いがないのにPrimeの方が明らかに幅が狭いよ、これ。後でちゃんと計測しなくては。
実際の使い勝手を試すために、まずスマホ(iPhone14ProMax)を使って充電テストを行います。充電使うケーブルは、ANKERのUSB-C - ライトニングケーブル 1.8mを用意しました。
まずはPrime Power Bankから。USB-C C2のポートに接続しました。インジケーターにはC2から5.1wで出力していると表示されています。
しばらく待っているとどんどんwの数字が増えていきます。多少ふれはありますが25.6w前後の高速充電を行ってくれています。wだけではなくバッテリー容量や残り時間などの数字が表示されるのはとても便利です。
続いては737 Power Bank。同じように接続します。最初は6.7wですが、
23.9wまで行きました。ほぼ同じ位の性能と思われます。737 Power BankもPrime Power Bank同様、液晶ディスプレイにバッテリーの状態が表示されています。この表示を見た後に、今までのLED数個で表示されているモバイルバッテリーを見ると情報量が少なすぎてとても不安に感じます。
と、書いていたらすっかり長くなってしまいました。本日はこの辺で。続きはまた後日。
今回の記事に登場したデバイスはこちら。個人的にANKER製品はとても信頼のおけるブランドと感じていて、小さいのはケーブル、大きいのはポータブル電源まで愛用しています。
諸元 (メーカーサイトより)
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)
メーカーurl
https://www.ankerjapan.com/products/a1336
特徴:
MacBook Proを2台同時に急速充電可能
充電状況をリアルタイムで確認可能
3台まとめて急速充電可能な超高出力モバイルバッテリー
最大100Wでの入力にも対応
サイズ 約127 x 55 x 50mm
重さ 約540g
入力
・USB-C:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=5A (MAX 100W)
専用充電スタンド (別売り):MAX 100W ※専用充電スタンド (別売り) は後日発売予定
出力
・USB-C1 / C2 出力:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=5A (MAX 100W)
・USB-A出力:5V=3A / 9V=2A / 10V=6.5A / 12V=1.5A (MAX 65W)
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
メーカーurl
https://www.ankerjapan.com/collections/mobilebattery/products/a1289
特徴:
最大140Wで超パワフル
3台同時に急速充電
スマートディスプレイ機能搭載
サイズ 約156 x 55 x 49mm
重さ 約632g
入力
5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V= 5A / 28V=5A (最大140W)
出力
単ポート利用時
・USB-C:5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A / 28V = 5A (最大140W)
・USB-A:5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A (最大18W) |
合計最大140W
バッテリー容量 24000mAh








