新型コロナウイルスのデマ騒ぎで、近所のスーパーからトイレットペーパーやらティッシュをはじめ、いろいろなものが売り切れに。知り合いの古紙回収業者さんは「むしろ過剰在庫だから絶対に無くならない」と言っているから、焦らずにしばし待ちましょう。
さて今日の本題です。
近所に咲いている河津桜が今が見頃でとっても綺麗。花が散る前にと手持ちのPanasonicGH5 2台にそれぞれ
・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+MC-20 2xテレコン
・Panasonic LEICA 200mm/F2.8 H-ES200+TC20 2.0xテレコン
を取り付けて撮り比べをしてみました。
いくつかの場所で撮影しましたが、全部を整理するのは大変なので、今回はとりあえず「河津桜とメジロ」を題材に写真を見ていただきたいと思います。なお写真はすべて2500ピクセル×1667ピクセルにリサイズ、Lightroom Classicで多少レタッチしてあります。実サイズの写真などは後日紹介する予定です。
まずは35ミリ換算で1200mmとマイクロフォーサーズで一番焦点距離の大きいレンズである、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+MC-20 2xテレコンから 絞り開放です。
続いて、Panasonic LEICA 200mm/F2.8 H-ES200+TC20 2.0xテレコン こちらも絞り開放
ほぼ同じカットですみません。あっという間にいなくなってしまったので似たような写真しかありません。
この2つのレンズ、どちらも甲乙つけがたい出来の良さで満足感は非常に高いです。2.0xのテレコンによる画質の劣化は当然あるのでしょうが、これだけ解像してくれたらもう十分です。
個人的にはGH5との組み合わせで撮りやすいと感じたのはPanasonic LEICA 200mm/F2.8 H-ES200+TC20 2.0xテレコンの方でした。当たり前といえば当たり前ですが、300mmよりも軽くて取り回しやすいことに加えてピント合わせも早く感じます。
発色はPanasonic LEICA 200mmの方が艷やかに感じます。もっともLightroomを使えば好みの色に仕上げられるからOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0でも全く問題はありません。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0の魅力はなんといっても、目の前に鳥たちがいるかのような臨場感です。特に2.0xテレコンをつけると、こちらをじっと見つめている鳥たちの視線が痛い位に感じます。特にカルガモの眼が怖い(笑)
どちらも購入を躊躇するような値段なのが一番の欠点でしょうか。もう少し安く買えたらいいのにとは思うのですが、昨今のデジタルカメラ市場の冷え込みからすると販売数も見込めないから致し方ないのかもしれません。
この2つのレンズの違いをよく知るためにも、今後も色々と撮り比べてみたいと思います。
・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
・OLYMPUS MC-20 2xテレコンバーター
・Panasonic LEICA 200mm/F2.8 H-ES200
・Panasonic TC20 2.0xテレコンバーター