さて今日の本題です。
すっかり時差が出来てしまいましたが、EaseUS DataRecoveryWizard for Mac について書いてみようと思います。
ちなみに前回の記事はこちら
EaseUS DataRecoveryWizard for Mac 使ってみました@その1
まずは下準備。ゴミ箱にどんなファイルがあるか確認します。Adobe Photoshop JPEG fileと表示されているのが画像ファイルです。ゴミ箱を空にして削除します。Macの標準機能では、ゴミ箱を空にしてしまうとごみ箱から消去したファイルの復活はできません。
ここからファイルの復活が出来るかどうか実験です。まずはゴミ箱を空にします。
EaseUS DataRecoveryWizard for Mac を立ち上げて、画像ファイルを選択します。画面左上の「続ける」をクリックします。
ファイルをスキャンするドライブを選択します。ゴミ箱があったAPPLE SSD SM2048L Media(2TBSSD)を選択してから「スキャン」をクリックします。
スキャンが始まります。
しばらくしてスキャン完了。違うことをしていたので実時間は不明(数分程度??)ながら、かなり高速に処理してくれた印象があります。ゴミ箱から削除したファイルも表示されています・・・ と思ったら、ゴミ箱を空にするのを忘れていました(・・;)。仕切り直しです。
再度スキャンをします。かかった時間は同じく数分と行った所です。残念なことにスキャンして検出されたファイルの中にゴミ箱から削除した画像ファイルは見当たりません。
そこでメニュー画面左上にあるディープスキャンをクリックして細かく調べることにします。
実際にかかった時間は計測していませんが、1TB程データがあった状態で恐らく1時間ちょっと位の感じです。
フォルダを開いて確認したらtrashフォルダにゴミ箱から消したファイルがありました。全てを選択して青い リカバリー ボタンをクリックします。
保存先のフォルダを決めて保存をクリックします。
リカバリーが完了しました。
フォルダ名は自動的に付けられます。
開いてみるとファイルの階層までそのまま保存されています。
とこのような感じで消去したファイルを復活させることが出来ました。
あ、しまった〜 トホホ、となった時にこのソフトがあれば、100%確実とはいえないけれども胸をなでおろすシーンが多そうな予感がします。最も、その前提として消去してしまったデータの上書きをする前に作業をしなくてはなりません。
という事は、正常に稼働している時にこのData Recovery Wizard for Macをインストールすることが必要です。インストールしていない場合は、Data Recovery Wizard Bootable Media for Mac を使って外部起動させた方が安心です。
これで無料だったら言うことありませんが、Windowsのようなフリーソフトの数が少ないMacでは、便利なソフトは費用がかかってしまうのはしかたない、と、ある程度割り切った方が良さそうです。
Data Recovery Wizard for Mac Free 10.10
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