いよいよ2016年も今週で終わりになりました。なんとなくではありますが、歳を経る毎に一年が短くなっていくような気がします。
さて今日の本題です。
お借りしているLenovo ThinkPad T460sの試用レポート、今回は操作編です。そうそう、個人的にはこの壁紙がものすごく気に入っています。これこそがThinkPadのアイデンティティーだと思います。
まずはスペックを確認しましょう。
CPU intel Corei7 660U 2.60GHz/2.81GHz, 4MB
メモリ 8GB
SSD 256GB
SSDのメーカーはSAMSUNG、MZVPV256 と表記されています。
ディスプレイは14.0型 WQHD液晶 (2560x1440 IPS 光沢なし)
手持ちの4Kディスプレイ PHILIPS BDM4350UC/11(3840x2160)につないでみたら、4K60Pで使用できました。
性能を確認しましょう。
使用ソフト:Crystal Disk Mark 5.2.0
ちなみに以前お借りしたThinkPad X260でテストした時はこんな感じでした。左がThinkPad X220改、右がThinkPad X260です。ThinkPad T460sの圧勝ですね。
続いてCrystalMark 2004R3
お借りしたX260との比較をしてみましょう。左がThinkPad X220改、右がThinkPad X260です。こちらもT460sの圧勝です。
◆ThinkPad X260
CPU:Intel Core i7−6500U @2.50GHz 2.59GHz
メモリ:8GB
SSD:SAMSUNG MZ7LF192HCGS 192GB
◆ThinkPad X220
CPU:Intel Core i7−2640M @2.80GHz 2.80GHz
メモリ:8GB
SSD:ADATA Premier SP600 SSD ASP600S3-256GM-C 256GB
普段使用するソフトによって快適さは異なりますが、このスペックのThinkPad T460sであれば、待たされ感を感じるシーンはあまり無いように思います。
あと、普段Macを使っている人間からすると、トラックパッドの操作感がやはり気になります。ThinkPad T460sはWindowsパソコンの中ではトラックパッドの出来は良いと思いますが、Macのような一体感には及ばない部分があると感じていました。
そんな中、トラックパッドの設定項目を見てみたらかなり細かくカスタマイズできることを知って、使いにくいと感じているのは自分が使い込んでいないだけ、自分の操作感覚にあった調整をしていないだけなのかも、と思うようになりました。
ThinkPad T460sは、初めて購入したSXGA+のThinkPad T61と同じクラスのパソコンです。あの頃はより広い画面サイズを求めるとT5××シリーズに行くしかなかったけど、重くて大きくて持ち運びに難儀したものです。
WQHD液晶 (2560x1440)と広い画面で、しかもコンパクトで軽く、接続端子が豊富なThinkPad T460sは、あの頃に欲しかったパソコンそのものです。
欲を言えば、脱着式のバッテリーを備えていてくれれば良かったけど、考えてみれば元々そういうのはsが付かないシリーズで、s付きモデルは軽さを追求したシリーズでした。
久し振りに触ったT4××シリーズ、大きさと軽さと画面の広さのバランスが取れていて、ドッキングステーションも使えるから、ThinkPadの中では一番汎用性が高いような気がします。ThinkPadシリーズの血を色濃く残していることを知って安心しました。