Lenovo ThinkPad X260 試用レポート その2 X220との外観比較編 | いさおリンクのインターネット羅針盤

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ちょうど一年前の今日、あまりの体調の悪さに田無にある佐々病院に行ったら即入院の指示が。何とか今日今すぐは勘弁して欲しいとお願いして、翌日東京医科大学に入院してから25日間ベッドの上で生活となりました。入院当時は”死”の文字が頭の片隅をよぎったものです。今も生きていられることに、そして、当時の奥さんの看護に感謝。

 

さて今日の本題です。

 

Lenovo ThinkPad X260の試用レポート の続編です。手持ちのThinkPad X220との比較(今日は外観のみ)を行ってみたいと思います。


右がThinkPad X260、左がX220です。キーボードを見比べてみると左のX220のキーがずいぶんデカく見えます。トラックパッドも取ってつけたような(まさにその形容詞通り)X220に比べると、X260はいかにも使いやすそう。これを見るとX220の時の7列配置のキーボードを廃止したのはトラックパッドを大きくしたいからなんだろうな、というのが容易に推測できます。

 

自分的にはThinkPad X220を使う時はトラックポイントメインでトラックパッドは使いません。今でもそうですけどWindowsのトラックパッドはどのメーカーのでも使いにくいですし。

 

それにしてもこうやって見比べてみると、ThinkPadもずいぶん洗練されてきたものです。無骨なThinkPad、という先入観は捨てなくてはなりませんね(^_^;)

 

自分的にはX220の頃のこのキーボードこそがThinkPadらしさの象徴で、ストローク長めの押し心地良さと併せて長時間タイピングしても苦になりません。

 

その点、X260のアイソレーションキーボードはカチッとした感触で強度はありそうな感じ、キーストロークは短めで反力も高めです。機能的には昔のキーボードと遜色ないのかもしれないし、薄型軽量を追求したら仕方ないんだろうけど、心の中では常に違和感を感じる部分でもあります。

 

この違和感、今メインで使っているMacBookPro Retina 15でも感じます。短いストロークのキーボードはあんまり燃えない(笑)んですよね。

 

自分の好みで言えばメカニカルの外付けキーボードや、その昔使っていたTOSHIBA J3100GTのような深めのキーストロークがあってカチカチ音がするキーボードが評価軸になっているオッサンなのです。だから、イマドキのノートパソコンにキーストロークを求めるのは時代錯誤とはわかっています、わかっているんだけどね・・・

 

キーボードの話はこれ位にして、大きさの比較をしてみましょう。下がThinkPad X260。上がX220。上から見た大きさはほぼ一緒で、だいたいA4サイズと思ってもらえば良いと思います。色はX260はグレーっぽくなってます。オジサン的には昔のIBMのイメージを受け継いでいるX220の色に安心感を覚えます。

 

上から見たらほぼ一緒の両者、厚みを比べると圧倒的にX260の勝利です。左がX260、右がX220。X220は大容量バッテリーが付いているので余計厚く感じます。X260は面取り加工がされていて持ちやすそう。

 

 

お借りしたX260は3セルのバッテリーが付いています。昔のThinkPadの厚みを知っている人なら拍子抜けするくらい薄いです。部品交換の容易さ、購入後の部品交換によるパワーアップのしやすさから言えば、X260は比較的コンパクトながらも極めて融通の効く機種なのは間違いありません。

 

X260は6セルの大容量バッテリーがオプションであるようなので、電源供給が容易でない場所で使うことが多い人や、主に電車で移動して電車内でも使う事が多い人は購入を検討された方がよいでしょう。何と言っても、パソコンは電気がなければタダの箱ですから。

 

裏側から見たところ。左がX260。右がX220です。X260はずいぶんスッキリしていますね。ゴム足もずいぶん小さくなりました。X220はメモリ増設用の蓋が付いていますが、X260は何もないです。両者の背面に見えていてる長方形のものは、ドッキング・ステーションの接続用コネクター。

 

。X220のドッキング・ステーションは、有線LAN端子、外付けディスプレイ用のD-SUB15ピン/DISPLAYポート端子、さらには(別売で)光学ドライブ、USB-A端子も装着できるので便利です。

 

X260にも同様のオプションがありますね。ちなみに家にはThinkPad X61用/ThinkPad T400用/ThinkPad T510用のドッキング・ステーションがあったりします(^_^;)。これ、ホント便利ですよ。

 

IBMのThinkPadシリーズを知っている自分のようなオッサン世代の人だったら、ThinkPadは憧れを抱いていた人は多かったんじゃないかと想像します。メーカー名が変わっても、最新モデルは相変わらず無骨で生真面目なThinkPadらしさが健在です、安心しました(笑)。