秋といえば鮭。家の近くにある角上魚類で売っていた「はらこ」を使って奥さんがイクラを作りました。そのイクラをマグロ・ホタテなどとご飯で、あるいは手巻き風に海苔で巻いたりして食べてみたら、メチャクチャ美味いじゃないですか。これぞ幸せって感じです(笑)。
さて今日の本題です。
テレビの世界パソコンの世界も4Kディスプレイが増えてきました。自分も一年半ほど前にPHILIPS 4K40インチディスプレイ BDM4065UC/11を購入し、今年5月に同じPHILIPSの4K43インチディスプレイ BDM4350UC/11と入れ替えて今に至っています。
このBDM4350UC/11、自分が買ってしばらくしてから出荷停止になってしまいましたが、最近また出荷が再開されたようですね。
大画面4Kディスプレイはとにかくデカくて場所を取るので機種選びは慎重にしたいものです。今日はBDM4350UC/11購入を検討している方の参考になればと思って、ここ何ヶ月か使用した経験による使用感や感想などを書いてみたいと思います。
なお、使用環境は
BDM4350UC/11+MacBookPro Retina 15 Late2013(ディスプレイポート − ミニディスプレイポート変換ケーブル使用)+HPシングルモニターアームBT861AA+サンコー VESA変換プレート MARMVESA200+Bluetoothマウス/キーボードを組み合わせて使っています。あ、時たま、Windows7パソコン ThinkPad X220 も使っています。
上にも書いたように。自分の場合は標準のスタンドを外してHPのシングルモニターアームBT861AAを取り付けてあります。
このHPのBT861AAはエルゴトロンLXのOEMで、LXとは色が違うのと保証期間が違う(HP=1年、エルゴトロン=5年)だけです。なお、エルゴトロンBT861AAはAmazonで売られています。※Amazonオリジナルのモニターアームも多分エルゴトロンのOEMと思われます。
MacBookPro Retina 15 Late 2015とBDM4350UC/11の組み合わせた場合の端子は
・ミニディスプレイポート 4K60Pが可能
・HDMI 4K30Pまで
を使うことが出来ます。HDMI接続はMacの場合4K30Pまでなのでマウスの動きがカクカクで使っていると疲れます。ディスプレイ側はディスプレイポート1.2、HDMI2.0まで対応となっています。4K60Pで使えるかどうかはパソコンの能力に依存します。
なお、下の画像は設定画面を撮影したものです。
ちなみに、ディスプレイポートの初期値は1.1になっているので、4K60Pにしたい方は1.2に変更して下さい。
余談ですが、Windows10HomeのThinkPad X1Carbon 2016のミニディスプレイポートとの組合わせでも4K60Pで動いてます。
BDM4350UC/11と、HPのシングルモニターアームBT861AAを組み合わせた場合の可動イメージはこんな感じです。
まずは斜めに
左側に90度振ったところ。
右側に90度振ったところ。
一番手前まで伸ばして真上に上げたところ。高さはここが限界です。
先ほどより下から撮ってみました。こういう使い方はまずしないでしょう(笑)。
上記の状態から斜めに振ってみたところ。いずれもいっぱいに伸ばしているので机に固定してある部分には大きな力がかかっていると思われます。
続いて、真上から見下ろした時の状態を見て下さい。まずは一番縮めているところ。
中間ポジション
目一杯伸ばしたところ
ドンドン行きます。裏面から見たところ。BDM4350UC/11のVESAマウントは200mm×200mm、かたやHPのシングルモニターアームBT861AA のVESAマウントは100mm×100mmなので、サンコー VESA変換プレート MARMVESA200を噛ませてあります。
変換プレートとモニターアームを止めているネジ部分のワッシャーは確か手持ちのワッシャーを使っているはず。もはや記憶が無い・・・(・・;)
HP製品のロゴはありますが、
実際は
エルゴトロンのOEMなのがわかるショット。
HDMI×2、ディスプレイポート×2,D-SUB×1と豊富な映像入力コネクター。これだけあるのがうれしい。U
普段は、MacBookPro Retina 15 Late2013(ディスプレイポート-Thunderbolt2:ミニディスプレイポート)と、Lenovo ThinkPad X220(ディスプレイポート-ディスプレイポート)で使っています。
スタンドはスクリューで止めるタイプ。よく見るとテーブル下部のフチ幅が足りてない(・・;)。補強しなくちゃ。
パネル裏面、なおかつ小さくてわかりにくい位置にあるスイッチ。調整用の十字方向に動くボタンはとにかく押しにくい。リモコンがあればなぁ。将来的にはスマホアプリで操作できるようにして欲しいところです。スタンド固定ネジは紛失防止のためにねじ込んであります。
自分は主にフォトショップ、イラストレーター、Final Cut Pro X、Excel、ワード、Keynote、後はWindowsとそれで動くソフトあたりを使うことが多い(ゲームはしません)のですが、実際に使った感じは、一言で言うと「快適」。
大は小を兼ねるといいますが、もう小さいディスプレイには戻れません。あ、正確には老眼になってしまったので小さいディスプレイでは目が疲れすぎて見続けることができませんの間違いでした(涙)
ディスプレイの発色も特に問題なし、ハーフグレアなので映り込みが気になると言えば気になるかな。でも、背後の光の調整&慣れで解決できるレベルです。値段を考えたら必要にして十分、いや、十分以上の性能です。何と言っても家に2台あるNECの25.5インチディスプレイの半額でこの性能だったら言うことありません。
あと、あまりに広大なので、右端にあるものから左端にあるものを見るには顔を平行移動させる必要があります。画面に集中しているとけっこう上半身が動きます(笑)。
PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)もありますが、背景のボタンを押して切り替えるのがだんだん面倒になってきて使わなくなりました。いつかスマホアプリで操作できるようになったらいいのにな。
まとめると、BDM4350UC/11はこの性能がこの価格で買えるところが最大の魅力です。自分のように複数のウインドウを開いて作業したい方にオススメします。設置場所を確保できるかどうかが一番の悩みどころになりそう。
上で書いた製品のAmazonページです。検討する際の参考にして下さい。
モニターアームの本家、エルゴトロンLX
エルゴトロン LX Desk Mount LCD Arm 45-241-026
HPのシングルモニターアーム。エルゴトロンLXのOEMです。自分は3台使っています。
ヒューレット・パッカード HP シングルモニターアーム BT861AA
amazonベーシックのシングルディスプレイモニターアーム。多分エルゴトロンのOEMでしょう。
Amazonベーシック シングルディスプレイマウントアーム
これらのモニターアームにBDM4350UC/11を取り付ける場合は、
エルゴトロンLX/HP BT861AA/amazon
=VESAマウント 100mm×100mm
に対して、
BDM4350UC/11
=VESAマウント 200mm×200mm
になっているため、別途変換プレートを用意する必要があります。
自分が購入したのはこちら。
サンコー VESA変換プレート200x200 MARMVESA200
なお、このエルゴトロンLX及びOEMモニターアームについては過去に色々書いているので、興味がある方はこのブロクの検索欄に「エルゴトロン」と入れてチェックしてみてください。
BDM4350UC/11、amazonでの情報ページは↓です。