さて今日の本題です。
Microsoft Officeと言えば、ほとんどのWindowsパソコンに入っていると言っても過言ではありません。今でも新品パソコンを購入するときにまずOffice付きかどうかがチェックポイントの一つであります。
オフィスのインストールメディアは長らくCD/DVDが使われていました。パソコンを初期化した時の再インストールに必要なんですけど、お客様から”どこにしまったか覚えていない” or ”捨ててしまったような気がする”という何とも悩ましい返事で対応に苦慮したりもします。
Office2013からはカードにライセンスキーがあるだけで、プログラム本体はダウンロードとメディアを探す手間がなくなって楽になりましたが、今度はカードがどこに行ったかわからないと言う返事に変わり・・・ 結局、悩ましいことに変わりはありません(・・;)。
そんなMicrosoft Office、今まではパソコンとセットで購入するのが当たり前でしたがMicrosoftがOffice Onlineと言う無料でOfficeを使用できるサービスを始めてから、有料のOfficeソフトは必要があれば=必ずしも有料版を買わなくても良い=で済むようになりました。
ビジネスで普段からOfficeのファイルをやり取りしている人でも、使い方を聞いてみると
Officeファイルの閲覧程度という方は結構多いです。
また、今やパソコンの技術革新が一段落して新しいパソコン=高性能という方程式は成り立たなくなりつつあります。数年前のWindows7パソコンでも必要にして十分な性能を持っているものも多いです。※スペックが低すぎてどうにもならないものもあります。
さらに、Windows7/8パソコンを持っている人だったら最新OS Windows10にアップデートできるようになりました。
と言う事は、少々古めのパソコンでも十分使える様になったのです。でも古めのパソコンは遅かったりフリーズしたりということが多く、そのままでは使う気に慣れません。
そんな時に一番手軽で確実なのはリカバリーすることです。ハードディスク内にリカバリー領域があるパソコンだったらリカバリーはすぐ行えます。ただ、リカバリーしてしまうと全てがまっさらになる=元々入っていたソフトが無くなってしまう=のが悩ましいところです。
リカバリーしたいがOfficeのCD/DVDが見当たらない。新たに購入するのはもったいない。で行き詰まっている人も多いのではないでしょうか。
そんな理由でリカバリーを躊躇してしまうことこそモッタイナイんですけどね。
行き詰まっている人の中で最悪、Officeを新規購入すうる腹づもりのある人にお勧めなのが、インターネット環境があれば無料で利用できるOffice Onlineです。
Office Onlineでどんなことが出来るかを知るヒントが得られるサイトがこちら
Webブラウザー上で使える「Office Online」
http://pc.nikkeibp.co.jp/atcl/knowhow/15/120200056/120200007/
Office Online のサイト
https://www.office.com/
サインインするとこのような画面になります。Officeソフト以外にもたくさんのソフトがあって、Microsoftのサービスを利用している人にとってはとても便利に感じることでしょう。
Online版のExcel サンプルファイルを開くとこんな感じです。
なんかいつも見慣れているExcelそのままって感じで、パソコンに詳しくない人に新しいエクセルに変わりました、と言えばそのまま信じてしまいそう(笑)。
当然パッケージ版よりも昨日は制限されていますが、ごく一般的な操作しかしない人だったら、他の人とのファイルのやり取りも含めてこれで十分だと思います。
しかし・・・ 時代の流れとはいえ、MicrosoftがOfficeを無料で配布(ちょっと語弊があるかも)するなんて良い時代になったものです。
Microsoft社にとってOffice Onlineが知られれば知られるほどOfficeソフト販売の利益が減るのも織り込み済みとはいえ、パソコンの販売が停滞しているので利益を上げていくのは厳しいと思います。今後どのような戦略を持ってOfficeを扱っていくのでしょうか?