ニッポンの若者は満たされ過ぎ!? 学生のパソコンスキル先進国で最低レベル | いさおリンクのインターネット羅針盤

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もはやすっかりオッサン化した自分が若かった頃、21世紀になれば科学が発達して地震や洪水などの自然災害も減っていくと根拠の無い期待を持っていましたが、今回の鬼怒川決壊等、一連の被害の規模の大きさと自然の持つ破壊力にただ唖然とするばかりです。行方不明の方がどこかに身を寄せて無事に見つかることを祈っています。

さて今日の本題です。

昨日の夜はAppleの新製品発表会があって、iPhone6S/+6Sを始めとする魅力的な製品が発表されました。12日予約開始、25日発売開始でまた今年も沢山の人々が新製品を入手することでしょう。

今やiPhoneをはじめとするスマートフォンは年齢問わず必需品となりつつあります。電車で人間観察をしていると若者はまず例外なくスマートフォンをいじっています。デジタルネイティブ世代らしく、使い方も手慣れたものでその指さばきは見ていて羨ましいくらい(^_^;)。俺だって若い時は・・・ とオッサンの独り語りはこれ位にして、

身の回りにデジタル製品がふんだんにあって、不自由なく使いこなせているように思えてしまう若者の将来について、オッサンからも一言言わせて欲しいと思ってしまう記事がこちら

日本の学生のパソコンスキルは、先進国で最低レベル
「デジタルネイティブ」世代ならパソコンを使えるだろうと期待するのは大間違い
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/09/post-3899_1.php

50代にしてパソコンに関連する仕事をしているオッサン(自分のことです)からみたら、何とも信じがたい話です。

オッサンの若い頃と違って数万円で新品パソコンが入手できるのに何故? スマートフォンの購入代金よりもはるかに安いのに何故持とうとしない?

芸は身を助く

と言いますが、今の若者にとって最も親しみやすい芸(スキル)の一つなのに何故貪欲になろうとしないの?

仕事で様々なお客様のところを訪問すると、確かに年齢問わずパソコンが苦手な人はいます。話をしていてると頭が切れる人でもパソコンに苦手意識を持っている人もたくさんいます。

自分のようにパソコンが無ければ人生を生き抜く事が出来ない人から見たら、パソコンなんて「習うより慣れろ」、どれだけたくさん失敗して悔しい思いをしたり恥をかいたか、その失敗の数をこなさなければパソコンは近づいてきてくれないと思うのです。

頂上(パソコンを自在に使いこなせる)を目指して歩き始めるのだが、螺旋階段のように気がつけば同じ所に戻ってしまったように感じてでもう投げ出したい、と思いつつもテクテク歩いて行けば、ある時、急に視界が開けて目の前には雄大な景色が広がっている。頂上はまだ見えないけど、この延長線上にあるのは間違いない。

その喜びをイメージしつつ、地道で地道だけれども歩いただけの価値はあると信じていただきたいですね。

非正規雇用が一般化しつつある現状、仕事がパソコンに取って代わられてしまう現状を考えたら、パソコンを無視したり敵視するよりは、パソコンを飼い慣らすことに努力した方がこれからの人生を生き抜きやすいと思うのです。

一芸は道に通ずる

若者(だけとは限らないけど)へ。中古のWin7パソコンで十分だから、とにかく自分だけの一台を手に入れて、パソコンで出来るありとあらゆる事に挑戦すればきっと道は拓けてくるはず。自分を信じて可能性に挑戦しましょう!

と、えらく説教臭くなったけども(・・;)、オッサンの戯言と思っても良いけれども、騙されたと思ってパソコンに挑戦してみませんか