東久留米に引っ越してから1年が過ぎた今になってようやく自宅庭を駐車場にする工事が動き始めました。多機能ポストと立水栓、インターフォンは自前で調達するので明日から金所のホームセンターなどを巡回して情報収集にあたります。来年の今頃はグリーンカーテンで穫れたゴーヤでゴーヤチャンプルーを食べられることでしょう(笑)。
さて今日の本題です。
最近元気が無いように思えるパソコン業界。残念というか何というかパソコンの出荷台数が減少しているという記事を目にしました。
世界のパソコン市場、2015年Q2の出荷台数は11.8%減
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/110601779/071000230/
一時的な減少なのかもしれませんが、かってWindows98発売時の盛り上がりやWindows
Vista発売時の深夜販売に並んだことがある身としては、あの頃の熱気が懐かしく思えてしまうのです。
同時に、WindowsMeやWindowsVistaといったハードウェアの性能が追いつかない時代のOSが搭載されたパソコンを購入した人が期待に満ち溢れた顔が次第に困惑、悪戦苦闘、絶望、諦め、忌避といったネガティブな反応になっていくと同時に漏らす深い溜息をほろ苦く思い出します。
スマートフォンやタブレットが本格的に普及するまでは絶対的なポジションにあったパソコンも、今や必需品とは言えなくなりました。キーボード入力よりフリック入力を好む若者がいるという記事も時の流れを感じさせます。
パソコンにどっぷり浸かり、夢を叶えてくれる夢のデバイスであったパソコン。パソコン通信~インターネットと画面の向こうにいる人達との楽しくもあり悲しくも苦しくもあったさまざまな交流、そして今や飯の種にもなっているパソコン。
スマホやタブレットよりも高いステージにパソコンがあるのは今でも変わらないのでしょうけど、残念ながらパソコンでしか出来ないことは年を追うごとに無くなっていき、もはや熟成の時代に差し掛かっていて、かってのようなワクワクさせるだけのインパクトは無いように思えます。
自分はパソコンが大好きだし、パソコンの持つ魅力や可能性を伝えたいと思って仕事をしていますが、パソコンに興味を持つ人が徐々に減っているように思えるのも事実です。
スマホやタブレットの普及で、日常生活の中でパソコンが必須なシーンが減っていることもあるのでしょう。
栄枯盛衰は世の習い、~たけき者も遂にはほろびぬ~ という言葉もあります。自分がかって熱中してたバイクは今や当時若者だった中高年ライダーがメインストリーム。この年代の人がリタイヤしたら・・
同じようなことがパソコンの世界にも言えるのかも、なんて思うとやはり一抹の
寂しさを覚えるのです。今から20年ほど前の秋葉原は自作パソコンの部品を扱うショップがたくさんありました。毎月のように新しい製品が出てワクワクしながら通った日々もありましたが、今や吊るしのパソコンで十分と思っている人がほとんどでしょう。
もちろん仕事ではパソコンはずっと使われていくのでしょうが、思い入れを持って扱う人が少なくなって行くのかな、なんて思うと・・ね。