土用の丑の日といえば鰻です。奥さんが買ってきてくれた鰻をチンして、土鍋で炊いた実家のコシヒカリに乗せて、熱々のうな丼にして食べたら・・・ 月並みな表現ですけど、うまかった。小さな幸せを味わいました(笑)。
さて今日の本題です。
ちょっと懐かしモードの記事があったので紹介します。
カシオ開発秘話! 20年前、「QV-10」は実は“カメラ付きテレビ”のはずだった
http://magazine.kakaku.com/mag/woman/camera/id=2291/
今でこそカメラといえばデジタルカメラを指しますが、オジサン(自分のことです)が若かった頃はフィルムのカメラしかありませんでした。子どもが生まれた時に一眼レフを買ってガンガン撮りまくったことや、仕事でドイツに行った時に36枚撮りを10本使ったことなどが懐かしい思い出となっています。写ルンですなんてのもありましたね。
デジタルカメラに最初に接したのは、会社の先輩が購入したカシオのQV-10でした。確か30万画素だったと記憶していましたが、今調べてみると25万画素でした。時たまお借りしてホームページに載せる画像撮影に使わせていただいておりました。
今までのフィルムカメラでは、現像しないとどんな写真になっているのかわからず、失敗したと知っても後の祭りでした。それに比べてQV-10は(撮影された画像の品質はさておき)その場ですぐに出来を良し悪しを判断できるのが画期的でありました。
加えてフィルム代や現像代がかからないのも魅力でしたね。
ただやはり撮影画像の品質に歴然とした違いがあったのも事実です。当時はフィルムカメラで撮影して、フィルムスキャナーで写真を読み込んで画像にした方が高品質でした。
そんなこんなでデジカメに魅力を感じつつも、自分が実際に購入した初のデジカメはQV-10からずいぶん時間が経過した1999年発売の200万画素デジカメ、オリンパス CAMEDIA C-2000 ZOOM だったのです。
今やスマートフォンでも超高性能なカメラが使われていますけど、たった20年前はオモチャで撮った写真と見紛うような画像しか撮れないデジカメに大興奮していたんだもんね。そういう意味ではパソコンも似たようなものか。ある意味、自分と同じ世代の人間はデジタル機器の歴史の生き証人なのかもしれません(笑)。