さて今日の本題です。
消失した外付けハードディスクのデータを復旧させるべくトライしている様子を以前のブログで書きました。今回はその続きでデータ救出最終回となります。
ちなみに前回の記事はこちら。
パソコン初期化で外付けHDDにバックアップした筈のデータが無くなった・・! その2
http://ameblo.jp/isaolink/entry-12044021789.html
このようにデータ救出に使ったファイナルデータ10 特別復元版では思ったような効果が得られなかった=使いこなせていないだけだと思います=ので、次なる手を打つべくグーグル先生に聞いてみたら、EaseUS Data Recovery Wizard 9.0 を薦められ?ました。
http://recovery.easeus.jp/
EaseUSはハードディスクのクローンや、ハードディスクのパーティション操作でお世話になっているところでメーカーに関する安心感があります。
うれしいのは無料体験版でも消失したデータの復旧確認ができて、2GBまでなら消失したデータが取り出せること。つまり、無料体験版で試して結果が出たら購入すれば良し、買ったけどダメだったと言う無駄金を使ってしまうガッカリ感がないのです。
ダメ元でもいいか、とまずは無料体験版をダウンロードします。※6月30日にバージョンアップされて「9」になりました。
http://recovery.easeus.jp/downloads
インストールして起動したらすぐにこの画面が表示されます。EaseUSのソフト全体に言えることですけど、画面デザインが秀逸です。スッキリしたデザインに加えてアイコンを見れば何がどうなっているのかがわかり、操作を行うにあたり戸惑いを感じません。
ひとまず全部にチェックを入れたのですが、特定のファイルのみ救出したいのであれば必要な部分だけチェックを入れた方が時間の短縮につながります。次へをクリックします。
続いて救出するドライブを選択します。紛失したディスクドライブ→紛失したパーティションを選択します。今回はシステム領域は関係ないのでスキャンは行いません。
スキャンボタンをクリックするとスキャン開始です。
スキャンが始まりました。残り時間が2:38:09と表示されていてそんなに時間がかからないように感じますが、1時間経っても2時間経っても残り時間はあまり減りません。記憶が曖昧なのですがこの1TBの外付けハードディスクのスキャンにかかる時間はざっくり12時間位だったかな。この所要時間だったらまあ我慢できる範囲ではあります。
スキャンが完了した時点での画面はこのようになっています。プレビューがあるので画像ファイルを特定するのに非常に便利です。膨大な数のフォルダ/ファイルがあって丹念に調べるのはとても時間がかかります。今回の目的はプログラムではなくデータなので画像ファイルを中心に探していきます。必要なフォルダを選択してリカバリボタンをクリックするとリカバリが行われます。
リカバリされたデータは、ファイル名とサイズで生きているデータかどうかおおよそ推測できます。このように1.0MBのサイズが並んでいる場合は見込みなし。ファイル名の頭に#が付いているのは削除されたファイルであることを示しています。
救出された画像ファイルの一部。プログラムと違ってデータは無くなったらそれっきり。救出できて本当に良かった。お客様に報告したらとても喜んでいました。この仕事をしていて良かった、と思える瞬間です。
という訳で、今回のデータ救出作業はEaseUS Data Recovery Wizard Professional 9が役に立ちました。
上記で案内したメーカーのサイトやAmazon(今は一時的に販売中止になっていますが、そのうち再開されると思います)で入手できます。まずは無料体験版を利用してみてはいかがでしょうか。
EaseUS Data Recovery Wizard Professional 9 [ダウンロード]