さて今日の本題です。
今回、お客様からの依頼があってハードディスクのデータ救出作業を行ったのでそのときの様子などメモを兼ねて書いておきます。
パソコンのデータをバックアップするのはとても重要な事で、誰もがその重要性は理解しているでしょう。それでも、バックアップに必要な機材とソフトに関する知識が必要なこともあって、何をどうしたら良いかわからずそのまま放置となっていしまう人も多いです。
データ消失に対する備えがあろうがなかろうが、悲劇はある日突然やってきます。
バックアップをしようと思いながらも忙しくてそのままになっていてしまい、ある日スイッチをONにしたら見たこともない画面が表示されており、ただただ呆然・・・
また、バックアップを行うための機材とソフトを用意したにも関わらず、操作方法に問題があってバックアップしたはずのデータが無い!なんてことも起きたりします。
今回のトラブルは後者のケースで、
Windows8のノートパソコン不調のため、バックアップソフトと1TB外付けハードディスクを購入。手順通りにソフトを操作してバックアップを作成。その後、パソコンを初期化してデータを書き戻そうと思ったら・・・ 外付けハードディスクにデータがアリマセンとのメッセージが。
というまさに目が点になる状況で、当然のことながら元々入っていたデータは初期化によって消失していました。ヒアリングをしながら外付けハードディスクのデータを確認したら領域が未割り当てになっていました。
バックアップソフトの購入先サポートに問い合わせて操作方法を案内してもらいながらチェックした所、データは無いですとの返答をもらったとのこと・・・ これはもうアウトじゃないですか。
現地では作業が無理なので外付けハードディスクを預かって自宅に戻り、違う方法を使ってデータ救出を行うべき作業にとりかかります。
今回利用したデータ救出用ソフトはこちら
一番槍:ファイナルデータ 10特別復元版
二番槍:EaseUS Data Recovery Wizard 9.0
ファイナルデータ 10特別復元版は元々持っていたので、まずはこのソフトを使ってデータ救出を試みました。ちなみに現在はファイナルデータ 10plus 特別復元版 にバージョンアップされているようです。
もう一つの EaseUS Data Recovery Wizard 9.0 は、上記のファイナルデータ 10特別復元版でのデータ救出が(使い方が間違っていたのか)うまく行かず、次なるソフトということでピックアップしました。まずは無料体験版を使ってみたら一部データの救出を確認できたので、急遽アマゾンで購入。
というところで、今日はこのへんで。それぞれのソフトの実際の操作などは明日以降書いていきます。
ちなみにそれぞれのソフトはAmazonでも販売されています。ファイナルデータ10 復元版は既に販売終了となり現在は、ファイナルデータ 10特別復元版 が販売されています。
ファイナルデータ10plus 特別復元版
EaseUS Data Recovery Wizard Professional 9 [ダウンロード]